昨日、夕方、見事な「虹」が見られました。
残念ながら、ボクのレンズでは全体を望むことができません。(笑)
そろそろ「梅雨開け」のようです。
くりのみ会《親鸞とカウンセリングコース》終了後、
会員の小◇さんは、国会前に向かいました。
先程、メールで、国会前の集会の様子を知らせてくれました。
紹介します。
聞者・くりのみさん、本日は有難うございました。
4年半もかけて「教行信証」を読み終えたのですね。
議事堂前で下車し、人の流れについていきますと男性の声が聞こえてきました。
人混みの中で話しているのは、鳥越俊太郎さんでした。
鳥越さんが進行役で、1時きっかりに国会に向け「アベ政治を許さない」のポスターを掲げました。
国会は締まっていますから、歩道で帯状に並び先頭の所で澤地さん、落合さん、
神田さんも話のプロさすがでした。
落合さんは今回は絶叫型で今一。
ポスターの文字の金子兜太さん95歳でした。
国会前は5000人との事でしたが、稲毛駅前50人、
日本のあちこちで1時一斉にポスターが掲げられたと思います。
どこの組織にも入らない人を対象とした。と呼びかけ人は言ってました。
私も一人で参加し有意義な集会になりました。
この運動が大きなうねりになり、是非廃案にしたいものです。
(結局昼食食べられませんでした)
小◇さん、お疲れさまでした。
今回のことが、日本に本物の「民主主義」が根付くきっかけになればしめたものです。
本日午前、7月の「親鸞とカウンセリングコース」が終了しました。
この学習会は、岩波文庫『教行信証』の音読が眼目です。
2011年4月から読みはじめましたが、本日、読了です。
只々、「音読」。
このように愚直に、「音読」をすすめている学習会は貴重です。(笑)
世間では、頭での理解が主流で、講師の解説を聞くカタチの学習会がほとんどですよネ。
大事なのは、親鸞さんの「声」を直に聞くことが大事です。
ですから、解説は、邪魔だと考えています。(笑)
「音読」が王道です。
「分かる」「分からない」「難しい」から、離れることが大事です。
参加者は、総勢5名(男性2名 女性3名)でした。
深◇さん、小◇さん、佐◇さん、浅◇さん、そして聞者くりのみ。
お二人の方から、欠席の連絡ありました。
連絡、ありがとうございます。
学習会の流れ。
*9時~10時の自主学習タイム。
毎回、ご参加の佐◇さんは、お母さまのご病気で自主学習会は欠席。
聞者くりのみは、『浄土和讃』をうたいました。
*10時~
①『嘆仏偈』読誦
②『教行信証・総序』音読
③『正信偈』 読誦(草四句目下げ)
④楽 談(エンカウンターグループ)
「楽談タイム」は、くりのみ会の特色のひとつです。
誰もが、気楽にお話しができます。
⑤テキスト、岩波文庫 金子大栄校訂『教行信証』化身土巻を音読しました。
8月からは、親鸞さんの(ご自釈)の箇所を中心に、
(真筆本)も参考にしながら音読を進めます。
学習会後、
小◇さんは、「アベ政治を許さない」の集会参加のため国会前に向かいました。
聞者くりのみは、稲荷町の法善寺様での毎月一回開催の「声明勉強会」に向かいました。
【くりのみ会】は、どなたでも参加できます。
ぜひ、お出かけください。
共同通信社が17、18日に実施した全国電話世論調査で、
内閣の支持率が急落だそうです。
内閣支持率 今回 37.7% 前回 47.4% 9.7ポイントの急落
不支持率 今回 51.6% 前回 43パ%
当然です。
多くの国民や文化人・学者の方々が支持しない、
ほとんどの憲法学者が「違憲」との表明をしているような法案を、
数の力で押し通すのは、どこかの国とそっくりです。
それと、この安倍政権は、ハナからタチが悪いです。
選挙公約では、全く目立たないような安保関連法案を持ち出したり、
マスコミに圧力をかけたり、
実態の不明な、記号的な言葉・カタカナ語で国民を煙にまいたり、
支持率アップのために、
タイミングを見計らっての新国立競技場計画の「白紙に戻す」発言をしたり、
etc
前猪瀬東京都知事は、
その責任は「安倍首相と東京五輪組織委員会会長の森さんにある」と、
批判しています。
首相・組織委員会会長、お二人揃ってお辞めになるのが宜しいように思います。
いくらでも、(若い・ひも付きでない)優秀な人材はいますよ!
カウンセリング研究会【くりのみ】伊豆稲取・ワークショップ
大人の寺子屋&第六回・鈴かめ寄席は、下記の通り開催です。
◆大人の寺子屋 8月1日(土) 午前10時~12時
◆第六回・鈴かめ寄席 8月1日(土) 午後18時30分~ (開場:18時~)
◆会場は、伊豆稲取・蓮行寺
落語会は、まじめ家金夢師匠が、初見参で豪華な落語家さんが大集合です。
地元の皆さん、ぜひご参加してください。
本日、金夢師匠から、ご案内のチラシが届きました。
里村専精先生の「浄土真宗にようこそ」No41をお届けします。
善導(613-681)大師は、その晩年の業績が真っ白でした。
けれども、牧田諦亮先生(講談社・浄土仏教の思想)などの研究で新しい姿が見えてきました。
善導大師には、唐の都の長安周辺で有名なお弟子さんたちがいたことが分かってきました。
玄中寺以来の確かなサンガの流れが、大都長安にも形成されていたのです。
そして、それらのお弟子さんたちが亡くなった時に、幾つかの墓碑銘が残されました。
その墓碑銘には、何と善導大師の行実が書かれていたというのです。
大師は7世紀半ばに、長安周辺に住まれたのですが、則天武后の時代と重なります。
第三代の皇帝である高宗の皇后にまでのしあがった女性ですが、とかくの噂を否定できません。
権力というものを、一人の女性が結構気ままに振る舞ったもののようです。
この則天武后によって、洛陽郊外の龍門の石窟が開窟されたのですが…。
何とこの工事の責任者として、善導大師が選ばれていたというのです。
このことは法然上人も親鸞聖人もご存知ないことでした。
歴史というものは、思い掛けない秘話を宿しているものなのですね。
武則天と善導大師は、まず結びつかない間柄のように見られていました。
なのに、今に有名なあの龍門の石窟に聳えているブッダの像は、善導大師の働きによるというのです。
龍門のブッダは、則天武后の顔を模したものとさえ言われています。
善導大師には、大きなサンガが見えていたはずなのですが、武則天までがその中にいたのでしょうか。
阿彌陀仏の巨大なサンガは、三世十方の諸仏世界をも包むものです。
善導大師には、100万の人口を擁した長安で、堂々と物を言う強い意志がありました。
それらの意志の強さは、実にサンガを背景に培われたもののはずです。
一人で大唐の文化に、古今楷定の鉄槌を振われたのですが…。
則天武后という問題の権力にも、実に柔軟に相対されたものなのでしょうか。
今後、このことは深く検討されなければならないと考えています。
カウンセリング研究会【くりのみ】親鸞とカウンセリングコースは、
『教行信証』の音読&『正信偈』読誦&楽談をしています。
小さな学習会ですが、内容充実・楽しい“時空”です。
ぜひ、お出かけください。
7月の学習会は…
7月18日(土) 親鸞とカウンセリングコース
会場:タワーホール船堀 午前10時~12時
*9時~10時、自由参加の自主学習タイムもあります。
写経・声明等、各自の課題に取り組んでいます。