今日は、クランクケースにベアリングを組み込んで、腰下組み上げの準備を終わらせるつもりだった。
「つもりだった」と書いているんだから、うまくいかなかったと言うこと・・・
こっちかしは無事にベアリングが組み込めた・・・わけではなく?
クランクベアリングを入れる際に垂直に送り込めなかったようで、すぐに止まってしまった!
あいやぁ!
もちろん冷凍庫でヒエヒエになっていたベアリングも、すぐに温度が上がってしまうので、今日は使えない。
冷凍庫から持ってきたもう一個のベアリングは、無事にしかるべき位置にしかるべき角度で収まってくれた。
左側は明日だね!
今回失敗した原因は、手抜き?
軍手をしたままベアリングの内輪に指を突っ込んで、ケースに入れようとしたから。
軍手越しだと角度なんか出せるわけもなく、最初っから曲がっていたと思う。
素手が一番なんだけど、ケースの縁が熱いし・・・
んで、この写真みたいに、ベアリングプーラーを使って入れたというわけ。
ただいま、もうひとつのベアリングは、プーラーに取り付けたままで冷凍庫に眠っている。
いろいろと準備したけど、しょうがないか・・・
と言うことで、ミッション周りの準備をしておこう!
各部品をきれいにして、すぐに組み込めるように準備していたら、シフトアームの動きが渋いのに気が付いた。
写真で一番右側のアームなんだけど、ある角度で微妙に動きが渋くなる。
位置をずらしてみると、ドラム側に錆びっぽく変色した部分があった。
これか?
ためしに見えている部分だけ、コンパウンドで磨いてみると、多少改善された気がしたが、まだ渋さは残っている。
おそらく錆がアームの内側まで達しているんだろう。
面倒だけど、バラすか・・・
なるほど
これが原因か?
さすがにコンパウンドではダメだったので、耐水ペーパーで研磨してからコンパウンドで仕上げた。
実は、一度組み上げたんだけど、気に入らなかったのでもう一度分解して研磨しなおした。
最終的には、この写真より綺麗になっている。(はず)
これでシフトアームはスムーズに動くようになった!
良く見ると、外した割ピンも錆が出ているね。
ミッションオイルが入っている場所なんだが、長期間の放置で油分がなくなるんだろうね。
やはり長期間の放置(保管)の影響は怖いと再認識させられた。
YH0003