無名の美人ピアニストによるコンサート

　同級生の奥方のピアノを聴いて来た。そのコンサートにはもう１人ソプラノ歌手も居て奥方の伴奏で歌を歌った。ということで奥方は出ずっぱり。

　悲愴の演奏が終ると次は歌。すると作業服を来た人がやって来た。何をするんだろうなぁと見てたら反響板が殆ど閉じられた。なるほど、伴奏は脇役だから音を押さえてるのかぁ。反響版がこんな風に使われるなんて初めて知った。


演奏者が居なくなったピアノ


そこに作業服の人がやってきた


反響板が殆ど閉じられた

　コンサートのちらしはＰＤＦファイルで貰ってた。「 見に来いよ 」 「 当たり前だろ 」 な～んて暗黙な会話があるのだと思った。同級生が暫く読んでなかったこのブログを見て驚く。奥方に２人で見に来るって書いてあるぞって知らせる。前々日の電話で俺の母親が来るのも分った。それで余計なプレッシャーになったと言ってた。本音のところは不明だけど事前に有名演奏家のＣＤを聴いてたというのも余計な事なんだろうなぁ。アシュケナージのようにはいかないわよ、と事前に釘を刺された。

　いよいよ開演。お、見た事のないような厳しくそして気合の入った顔で出て来た。やっぱり緊張するよなぁ。でも１０代とか２０代の学生ではないしピアノの先生ってこともあって貫禄十分。テレビでしか見たことがないあのＮ村紘子と重なる。今日から××(極めて狭い地域名)のＮ村紘子って呼ぶか。

　演奏の様子はどうだったかというと、演奏のプロではないので第３楽章のところではちょっと疲れたせいか２ヶ所ミスがあった、な～んてのはウソ。素晴らしい演奏だった。５年前にプロ演奏家のを近くに聴きに行ったけど、今回の方が遥か遠くなのに楽しめた。知ってる人だからってのもあるけどこういう掘り出し物のようなコンサートは身近にもあるのだろう。

　帰りに家に寄ってくれって言われたので行くと家族友人が１０人以上来てて軽い食事が用意されていた。タダで演奏を聴かして貰ってしかも食事だなんて、泥棒に追い銭、う～ん、他に相応しい言い方があるはずだけど薄識なのでそれしか思いつかない。

栗の木は割り易い

　栗の木は腐らないし木目も独特なのでただ燃やすのは勿体無い。そこで暫く放置して置いた。そしたら最近木を取りに来ないねって仲間から電話があった。栗の木の用途を考えてても全然思いつかないので全部薪にしてしまおうと決めて残りを持って来た。

　貰った栗の木を割ってみた。割ってみると思ってたよりもずっと簡単に割れた。普通は枝分かれの部分は割るのが大変なのに関係なくパカパカ割れる。聞くところによると桜もそうらしい。燃えっぷりが今一つだが割り易いってのは良かった。

ボッケ家の将棋ブームは去ったようだ

　何事も飽きっぽいヨメ、というより忘れっぽいと言うのが正しいか。あの詰め将棋をやってから少なくとも３日目には将棋を指そうと言わなくなった。ちなみに詰ます手順は合っていた。

　最初は飛角桂香落ちでやったけどそれでもヨメの勝ち目は無い。最後はこんな手合いでやった。駒の動かし方がかろうじて分る程度の相手ならこんなもんだ。でもこれだけ駒が少ないとこちらの手番が来てもやることがない。


この手合いでヨメに勝った

　今は差が開いてるけど、ヨメが３手詰めの詰め将棋を幾つかやれば急速に縮まるだろう。でもこんな相手でも負けたら悔しいだろうなぁってのがちと大人気ない。ちなみにこの手合いなら俺は羽生名人に勝てると思う(、多分)。