

![]() 多摩川縁を上流に向かって歩いていると遠くに見慣れない橋の主塔が見えた。もう是政橋まで来たのか、それとも新しく出来た未知の橋なのか。対岸を見てもマンションだらけで何処を歩いてるのか今一つ。大昔なら競馬場が見えたような… |

記憶とは随分違う架け替えられた新しい是政橋だった。調べたら去年出来たようだ。知らなければ多分読めないこれまさばし。 ![]() |

![]() 写真の赤土の崖、子供の頃にあそこを登って滑って遊んだことがある。今でも殆ど変らず残っていたとはねぇ。それよりも確かあの辺りに富士通の大きな建物があったはずだがそれが見当たらない。調べてみたら無くなっちゃったのだ。 |

是政橋は片側2車線になって歩道も広い。自転車も歩道を走ってるけど特に境目は無いから人も自転車も自分の好きなところを行く。 欄干にもたれて川を見ると何と底の石が見えた。昔は濁ってて汚かったからここで川底の石を見るなんて思いもしなかった。何時頃からこんなに水が澄んだんだろ。 |

![]() ヨメが職場にやってきたミヤマクワガタを家に持ってきた。初めは同僚に要らないかと言ったらしいが 「 もう子供は大きいから… 」 って調子で誰も興味を持たなかったらしい。 角を除いた体長は35mmと小さいが、写真-2のようにいかつい鎧みたいな特徴は残っている。あまり小さい奴だと図鑑に載ってるのと形が違ってきちゃう。写真-3のノコキリクワガタと比べると違いが分ると思う。 ![]() ![]() |
ムクドリは何処にも居る鳥で佐久では田んぼなんかに沢山居る。でもちょっとでも近付くと皆飛んでってしまう。それはムクドリに限らない。カモもサギも皆逃げてしまう。田舎の鳥は人見知りなのばかり。 ![]() カメラに付いてるのは標準ズーム。なのにこんなに大きく写せるなんてのは佐久では有り得ない。鳥はこれしか撮らなかったけど、神社に行けば鳩が足元をトコトコ歩いてたりする。 でもこの前山で見たヒガラはけっこうそばで鳴き続けてたな。あれはどういうことだろう。ああいう山では誰も危害を加えないけど里では追い払われたりするからかな。それともあの時の囀りは早くあっち行けって言ってたのか? |
JR南武線は神奈川県川崎から東京都の立川を結ぶ鉄道である。全線乗っても丁度1時間くらいと短い。それを使ったりして東京都稲城市の矢野口(やのくち)まで行ってきた。近くを多摩川が流れてて川の向こう側は東京都。鉄道側は神奈川県かと思うとこの矢野口の辺りから西側は東京都。 俺が子供の頃ここは稲城村で梨園がずっと広がっていた。そして所々にコンクリート工場があるって印象だ。なので目に入る色は緑。今は稲城市になってる。隣の多摩村と合併したのかと思ったら人口約8万6千人で合併なんてする必要がない。佐久市の人口は10万人とほぼ同じだが面積は佐久市の24分の1くらいと小さいから建物が密集してる。何処を歩いても家だらけ。 子供の頃の稲城村は今の佐久の郊外といい勝負だが今は違う。信号が青にならないと渡れないような道路が出来ていた。全体的にこの辺りの道路は昔と比べて2倍から3倍くらい広くなっていた。 ![]() |
こんな名前の道路があった。アカシア通りとあるけど生えているのはニセアカシア。ニセなんて言葉を使ったらイメージは悪いし、かといってハリエンジュ通りではイバラの道って感じなのでこの名前なんだろう。 ![]() ニセアカシアの林。都市部の川に生えててもやっぱりこの木は倒れ易いようで所々に斜めになった切り株があった。倒れて道を塞いだので切ったのだろう。切られた木は燃えるゴミとして処理されるのかな。こんだけ木があれば薪ストーブを使う家の1つや2つあっても良さそうだ。 ![]() うちの近所では河原に生えてるこの木は大水の時に流れて橋などに引っかかるってことで悪者扱いだ。だから切れば喜ばれるくらいだ。もっとも河川を管轄してる国土交通省としては何かしでかしたら困るってことで歓迎はしてない。一方都市部では緑が無くなるのチェーンソーがうるさいなんてことで切ってたら通報されちゃうんだろうなぁ。そもそも家が密集してる所でストーブなんて焚いたら煙だの煤で近所迷惑だ。 |
堤防の上にある道を歩いてると中々面白い。自転車で散策という手もあるが歩くのも捨て難い。人力とはいえ自転車は速いので色々と見逃すことがある。移動が速ければ速いほど上っ面しか見えない。 ![]() これは何ともシュールだ、という言い回しで良いのかな。火の近くには誰も居なかったが、残念ながらその様子が分る写真は撮らなかった。焚き火禁止の立て札の前の焚き火に目を奪われてしまったのだ。 ここでは焚き火をする人と行政とでメラメラとした闘いがあるようだ。ちなみにこんな立て札は田舎には無い。河原ではBBQやってる人が居るけど数が少ないので黙認というか何時やるか分らないようなのを相手にする暇は無いってことかな。 |
![]() アヤメも咲き終わったと思ったらヨメが 「 ユリが生えている 」 と言った。種が風で飛んできたのか落ちた鳥の糞にあったのか。 ![]() アヤメの種がユリの蕾と似てるってこともあってユリの存在には気付かなかった。まだどんな花が咲くのか分らない。 ![]() ふとヨメの言葉につられて何時の間にかユリが生えてると思ったんだけど、もしかしたら前からあったんじゃなかろうかという疑問。 |
佐久には小さな造り酒屋が10数ヶ所ある。ところが地元ではあまり売らず大都市に出荷してる。お気に入りの蔵元の酒、売っている店も限られているのに加えて最下層の酒しかない。恐らく他も似たようなものだろう。 普段は良いがたまにはって時はやや離れた場所に買いに行かないといけない。飲み比べしようなんてことになったらあちこち走り回ることになるので大変だ。 ![]() 利酒会があるのをヨメが知って 「 行くのだ 」 と言い出した。ところが諸般の事情により早い時間に行くことが出来なかったのだ。初めは歩いて行くつもりだったけでそれでは間に合わない。すると車だ。 利き酒では酒を口に含むだけとはいえ車を運転して戻って来るわけにはいかない。タクシーだと往復だからちょっとって感じだ。といってこんな明るい時間に代行なんてやってるんだろうかという不安。せめて土曜日ならその後何処かで飲んでってこともあるが明日仕事の日曜日じゃなぁ。ということで行かなかった。 |
よく護身のためにナイフを持っているなんてのが刃傷事件の後に聞かれる。ナイフが護身のためになったなんて聞いた事が無い。その逆に何時も犯罪用として使われる。ならばナイフ男に遭遇したり津波の危険を感じた時の正しい護身術は何か。それは逃げることだ。 三十六計逃げるに如かずという諺がある。さてサンジュウロッケイって何だろと思って調べたら中国古代の兵法にある三十六種類の計略のことだった。諺の意味はそんな計略があっても逃げて身を守る方法もあるというだった。ならば計略の無い普通の人なら逃げるしかない。 大阪で刃物男が暴れて2人亡くなった事件があった。そんな男に遭遇したら逃げるしかない。相手がまともではない場合、信じられない力を出すから格闘技の心得があっても危ない。だから逃げるのだ。しかし走って逃げきれるのかって問題がある。 同い年くらいの友達に小学生の子供がいる。嫁がけしからんくらい若いからなんだけど、歳取った親とはいえPTAの行事には呼ばれる。ある日鬼ごっこのような行事に参加したらそのオヤジは転んでしまった。校庭がぬかるんでたと言っていた。(昔柔道をやっていたので)咄嗟に受身が取れたとも言った。だけど肩の湿布薬と痣は痛々しかった。 普通に生活していれば刃物男に遭遇するなんてのはまず無い。大津波に遭遇することも無いだろう。だけど100mくらいは全力で走れるか10kmくらいならゆっくりでも走れる、これを可能にするのが今時の護身術ってもんだろう。だから歳の割には元気ですねとか太ってる割には足が速いですねなんて言われて安心していてはいけないのだ。あくまでも××の割にであるのだとこのオヤジの話を聞きながら思った。 |
庭にはトゲのある植物が5種類くらいある。綺麗なものにはトゲがあるなんて諺はあるが下のノバラのように花が咲くのはまだ良い方だ。残りは庭を歩いた時に単に傷つける存在でしかない。綺麗でなくてもトゲはある。 人間だって同じだ。だから彼女や嫁はどうせトゲがあるなら美人の方が良い。ちなみにうちのヨメちゃんにはトゲはない。綺麗でもトゲが無い場合はあるがこれは一般論。 ![]() 庭で一番厄介なのがこのヤマガシュウ。トゲのある蔓だ。先月だったか何本も切ったけど根っこまで取ってないのでまた生えてきた。葉に斑があるので分り易いものの気がつかずに痛い思いをすることがよくある。 ![]() これがトゲだ。短いけどこれに触れると痛いし取り除こうとしてもトゲがあるので抜きにくい。多分この草も花を咲かすんだろうけど抜いてしまうのでまだ見たことがない。1本くらい残しておくか。 ![]() |
言われてみれば sheep という言葉はそういう効果があるかもしれない。ならば one sheep, two sheep と口にするより単に sheep, sheep と言った方が腹式呼吸になり易いはず。 だけど眠れない時に羊が1匹、羊が2匹と口にする日本人が居るだろうか。恐らく居ないと思う。英語圏の人が英語圏で発表するならいいけどこの日本で発表したってだからどうしたって感じだ。 うちの可愛いヨメちゃんはパソコンの話をすると瞼が段々重くなる。だから寝る時にパソコンが1台、パソコンが2台と数えれば直ぐに寝ちゃいそうだ。腹式呼吸でなくても詰まらない話を読んだり聞いたりすれば眠くなる。そういう意味ではこの教授の話を… |
このパンツは下着のこと。そして25年間ごとに洗うという話ではない。下着は毎日変えている。 小学校に上がる前、どんなパンツを穿いていたのか。色は白だったけど特に3歳、4歳の時はブリーフではないような気がするがきっきりした記憶が無い。だけど少なくとも小学生の頃はブリーフだった。 大人になってもずっと白のブリーフだったけど30歳くらいの頃にトランクスに変えた。その動機はというと夏にパンツ1丁でアパートの外に出るというものだった。洗濯機が外にあったからだ。洗濯物を弄る時に白ブリーフで出たら変態だ。そこでランニング用のトランクスと似てるトランクス型のパンツになった。トランクスに関してはブランドBVD一択だ。それ以外のだと尻がきついことが多い。 それから幾年月。服のサイズというのは日本人の身体が大きくなるにつれ同じMでも徐々に大きくなる。問題はMは売っているけどSが無いことだ。Sが無いなら子供用でどうかと思うけどそれだとちょっときつそうだ。そんなこんなで最近のMだと中の御神体が落ち着かない。 そこでまたパンツの形式を変えた。今度はボクサータイプとなった。相変わらず売ってるサイズはM以上だがこれだと伸縮性の生地なのでまぁ何とか穿けるし御神体も安泰だ。またこのパンツの場合ブランドは何処でも良さそうだ。 そんなこんなで凡そ25年毎にパンツの形が変った。次はどんな形だろう。日本男児なら褌か。それともオムツか。 |
日曜朝のNHKの自然のアルバム、ではなくてさわやか自然百景に大阪城公園の鳥を紹介してた。それを見ていたらメメがテレビに釘付け。 ![]() これはコゲラなんだけど、こんなに大きく映っていても小鳥と認識してるみたいだ。 ![]() |
手首で測る血圧計を以前買った。手首で測るのは正確ではないとかって話もあるが日々の変動は分る。毎日測ってるわけではなく気が向いた時に測るんだけど、ここ何度か測ったところどうもヨメは高目な結果になる。普段は高い方が110くらいだと思ったが120とか130なんて数値が出たりした。 ヨメは毎朝弁当を作って仕事に行く。以前は厚焼き玉子が多かったけどここのところ塩鮭の切り身。しかも毎日だ。そのうち鮭が化けて出て来そうだ。こんなに毎日食べて塩分取り過ぎじゃないのと言うと誉れ高き栄養士なヨメはああたらこうたらと理屈を捏ねる。 ![]() 弁当が塩鮭ばかりになってからもう数年は経つと思う。スーパーの売り場には北海道産の他にチリ産とアメリカ産がある。見た目は違うけど味の違いを気にしたことはない。初めは安いチリ産だったけど最近はアメリカ産と北海度産を交互に買ったりする。どれを買うかはこのオレサマが決める。 たまに弁当が要らない日があるけどそれを知らず鮭を買うことがある。冷凍にはしてないのでそんな時は夕飯のおかずになったりする。ある日チリ産と北海道産が一切れずつ残った。食べ比べると思ったよりも味に違いがあった。その時はチリ産のが脂が乗っていて塩気が少なかった。何より同じ甘塩なのに北海道産の方がずっとしょっぱかった。 鮭の塩というのは味付けという意味もあるだろうけどやはり保存のためだろう。昔の鮭は今よりずっと塩辛かったと思ったが、食べる時はお湯を入れたお椀に鮭を浸けてから食べた。もっともその後でそのお湯を飲んだりしたので余分な塩を取るという意味はまるでゼロだけどね。兎に角塩鮭の塩を全て摂取というのは如何なものかというのがこのオレサマの思うところだ。 |
個性的な喫茶店があるので行こうとヨメが言う。喫茶店に行くくらいならケーキ買って家でコーヒー淹れた方がよっぽどマシだけど、この時は1時間ほど運転した後なので寄ることにした。もっとも家まではあと30分もかからない。
車を止めて店を見ると背の高い白人が見えた。入り口の看板にはナンチャラカフェなんてのを英字で書いてあったので外国の人がやってるのかと思った。でも中に入るとその人は客だった。たまたま立ったところを見たのでカウンターの向こうに居る人だと勘違いしたのだった。
建物は古い家。いわゆる古民家ってやつを板の間に作り直したもの。中の椅子やテーブルは有り合せのものでバラバラ。だけど8割がた客で埋まっていたのでこの田舎でこのご時世の割には繁盛はしてるようだ。しかも外からはその存在が分りにくい。

ソファーの席が空いてたのでそこに行ってふんぞり返った。隣には親子3人+その父親の4人。何の話をしてたかというとやや大きな声で今の日本にとってのアメリカはどうたらこうたら。子供から見て爺に当たる人と父親がそんな事を熱く語ってた。しかし耳障りなので折角のソファーから立って別の席に移った。
今度の席はカウンター近くの窓際。窓から見える景色は道路と郊外型店舗だっりで今一つ。でもヨメと2人だけなので落ち着いた。ところが今度はカウンター席から話し声が聞こえた。アシュラがどうのっていうからそんな映画でも観て来たのかなと思った。そしたら何年か前に上野であった阿修羅展の話だった。これまたちょっと声高だったので耳障り。でも埒の開かない政治問題よりはまだマシだった。
それにしてもこんなに居心地の悪い喫茶店は初めてだ。聞こえてくる話題が良くないのだと思ったが、では普通はどんな話をするんだろうと考えた。もし若い男女が居たとしたら今日起きた事や次のデートは何しようかなんて話になりそうだ。他の人でもやはり似たようなもんだろう。やはり今日の事と少し先とかその逆に少し前の出来事の話になりそうだ。
2つの席の違和感は場所も時間も離れた話題を声高に話してたってことかな。しかも頼みもしない教養講座を無理矢理聞かされてるようだった。
車を止めて店を見ると背の高い白人が見えた。入り口の看板にはナンチャラカフェなんてのを英字で書いてあったので外国の人がやってるのかと思った。でも中に入るとその人は客だった。たまたま立ったところを見たのでカウンターの向こうに居る人だと勘違いしたのだった。
建物は古い家。いわゆる古民家ってやつを板の間に作り直したもの。中の椅子やテーブルは有り合せのものでバラバラ。だけど8割がた客で埋まっていたのでこの田舎でこのご時世の割には繁盛はしてるようだ。しかも外からはその存在が分りにくい。

ソファーの席が空いてたのでそこに行ってふんぞり返った。隣には親子3人+その父親の4人。何の話をしてたかというとやや大きな声で今の日本にとってのアメリカはどうたらこうたら。子供から見て爺に当たる人と父親がそんな事を熱く語ってた。しかし耳障りなので折角のソファーから立って別の席に移った。
今度の席はカウンター近くの窓際。窓から見える景色は道路と郊外型店舗だっりで今一つ。でもヨメと2人だけなので落ち着いた。ところが今度はカウンター席から話し声が聞こえた。アシュラがどうのっていうからそんな映画でも観て来たのかなと思った。そしたら何年か前に上野であった阿修羅展の話だった。これまたちょっと声高だったので耳障り。でも埒の開かない政治問題よりはまだマシだった。
それにしてもこんなに居心地の悪い喫茶店は初めてだ。聞こえてくる話題が良くないのだと思ったが、では普通はどんな話をするんだろうと考えた。もし若い男女が居たとしたら今日起きた事や次のデートは何しようかなんて話になりそうだ。他の人でもやはり似たようなもんだろう。やはり今日の事と少し先とかその逆に少し前の出来事の話になりそうだ。
2つの席の違和感は場所も時間も離れた話題を声高に話してたってことかな。しかも頼みもしない教養講座を無理矢理聞かされてるようだった。