診察室で気まずい雰囲気

　先月だったかな、主治医が「副反応を気にして打たない爺が居て困ったもんだ」とツイートしてたけどそれは俺の事。というのもその数日前にヨメ宛にワクチン打ったかどうかメールが来たからだ。意図が分からないので「まだ」と簡単に返事させたら「打ってたら宴会を…」と返事が来た。ツイートはその直後。

　４月にワクチンに関する通知が市役所から来た。考える時間があって良いなくらいに思ってた。打った直後の副反応であるアナフィラキシーショックは起きても何とかなるだろう。起こる確率も宝くじ並なのでそんなに心配はしていない。だけどワクチン証明書が無いと不都合があるようなら打とうかくらいの気分だった。

　色々なデータを見る限り恐らく打った方が若干メリットがあるかなな年代だと思っている。俺が欧米に住んでる欧米人だったら即打ちだ。治験中のワクチンだなんだなんて言ってられない。でも日本の田舎に住んで今のような生活をしてる日本人なら急ぐことはないと考えている。まだ対岸の火事って感じだ。

　主治医は『ワクチン打て、岩場でもマスクした方が良い』と考えている。俺は様子見だし岩場のような屋外でマスクは不要と考えている。仮に誰かの息からウイルスが出てきたとしても風で拡散されるから病気になるような密度にはならない。診察室ではワクチンの話は避けようと思ってたけどそうは行かなかった。結果気まずい雰囲気が生まれた。主治医との溝は埋まりにくい。困ったもんだ。そして向こうもそう思ってるのだろう。