この本は、今年の6月に出た新刊で、『レモネードを作ろう』の続きの話です。
『トゥルー・ビリーヴァー』
ヴァージニア・ユウワー ウルフ 作 こだまともこ 訳
レモネード~は、主人公のラヴォーンと、ベビーシッターのバイトで
知り合った、同世代の若いママ、ジョリー(とその二人の子供たち)が
話の中心だったと思うのですが、この作品は、それからすこし時間がたって、
より明確に目標を持ったラヴォーンの、毎日が描かれています。
ラヴォーンの、15歳から16歳の誕生日までの日々。
同じアパートに戻ってきた同級生ジョディは、すごくかっこいい男の子になっていて、
その子の一挙一動、何気ないひとことに心がときめきます。
懐かしいというより、眩しいな。
学校で行われたダンスパーティーに、ジョディを思いきって誘って、
その晩の写真が、後日出来上がってきたときのこんな描写…
もう1枚の写真は、わたしだけの楽しみのために、
自分の部屋の壁にはった。
これは証拠だもの。
いつまでもうたいおわることのない歌みたいな。
15歳から16歳は、日本でいえば高校1年生。
ラヴォーンのように、大学へ行きたい、今の環境から抜け出したいと
強い気持ちを持っていたとは言い難いけれど、
ラヴォーンの毎日のように、目まぐるしく、気持ちは揺れ続け、友達のこと
男の子のこと、部活のこと、勉強のこと、家族のこと、将来のことを、
笑いながら、時には泣きながら、私も、ぐるぐるぐるぐる考えた日々がありました。
何かを信じている、とはっきり意識したことなんてなかったけど、
今思い返してみると、すこし先にある、すこし先を歩いている、自分の背中が
ぴんと伸びているところを、ぼんやりと思い描いていたような、そんなふうに
思いだします。
もう二度と戻れない、このスイートシックスティーンを、これから経験するのが
自分の娘だなんて。
ふうっーて感じです、いろんな意味で。
![](http://ec2.images-amazon.com/images/I/41W3wh2xl2L._SL500_AA240_.jpg)
ヴァージニア・ユウワー ウルフ 作 こだまともこ 訳
レモネード~は、主人公のラヴォーンと、ベビーシッターのバイトで
知り合った、同世代の若いママ、ジョリー(とその二人の子供たち)が
話の中心だったと思うのですが、この作品は、それからすこし時間がたって、
より明確に目標を持ったラヴォーンの、毎日が描かれています。
ラヴォーンの、15歳から16歳の誕生日までの日々。
同じアパートに戻ってきた同級生ジョディは、すごくかっこいい男の子になっていて、
その子の一挙一動、何気ないひとことに心がときめきます。
懐かしいというより、眩しいな。
学校で行われたダンスパーティーに、ジョディを思いきって誘って、
その晩の写真が、後日出来上がってきたときのこんな描写…
もう1枚の写真は、わたしだけの楽しみのために、
自分の部屋の壁にはった。
これは証拠だもの。
いつまでもうたいおわることのない歌みたいな。
15歳から16歳は、日本でいえば高校1年生。
ラヴォーンのように、大学へ行きたい、今の環境から抜け出したいと
強い気持ちを持っていたとは言い難いけれど、
ラヴォーンの毎日のように、目まぐるしく、気持ちは揺れ続け、友達のこと
男の子のこと、部活のこと、勉強のこと、家族のこと、将来のことを、
笑いながら、時には泣きながら、私も、ぐるぐるぐるぐる考えた日々がありました。
何かを信じている、とはっきり意識したことなんてなかったけど、
今思い返してみると、すこし先にある、すこし先を歩いている、自分の背中が
ぴんと伸びているところを、ぼんやりと思い描いていたような、そんなふうに
思いだします。
もう二度と戻れない、このスイートシックスティーンを、これから経験するのが
自分の娘だなんて。
ふうっーて感じです、いろんな意味で。