すっかりクリスマスモードの、こひつじ文庫さんで
今年最後の「はじめましての絵本たち」が、昨日ありました。
私は昨年の11月が初参加だったので、あれからまる1年たったのだなあと
思っていたら、ナビゲーターの三蔵さんも、こひつじ文庫さんでは、
ちょうど1年、とのことでした。
昨日のラインナップは、こひつじ文庫さんのブログで早速紹介されていますので、
今回は、自分の気になったものだけ、書き残しておくことにします。
〈日本の絵本〉では、この2冊。「さかさことばのえほん」
小野恭靖 作 高部晴市 絵
絵の感じと、描かれている紙の質感がおもしろい、と思ったら、
ダンボールに絵を描いているのだそうです。
高部さんの他の絵本を、私は知らないのですが、ちょっと検索してみたら
他の絵も、ダンボールに直接、みたいですねー
今度探して、見てみようと思います。
もう1冊は‥「トイちゃんとミーミーとナーナー」
どいかや 文 さかいあいも 絵
どいかやさんの文章に、人形・布絵作家のあいもさんが、布と羊毛、フェルトなどを
使って、絵を製作した、すごくキュートな絵本です。
トイちゃんというのが、水玉ワンピの女の子で名前で、ミーミーとナーナーが
ネコちゃんの名前。3つの、短い話が入っています。
布使いがとってもかわいいのは、表紙をみただけでわかると思いますが、
トイちゃんの、しぐさ‥後姿の時の交差した足とか‥たまらなくかわいかったです。
※茅ヶ崎の本屋さんで、原画展&サイン会があるそうです。
こちらに案内がありました。
〈海外翻訳絵本〉 好きな感じの「絵」の本が、何冊もありました。「サラちゃんとおおきなあかいバス」
ジェーン・ゴードウィン文 アンナ・ウォーカー絵 石津ちひろ役「ふしぎな家族」
ペーター・シュタルム作 ユッター・バウァー絵 まつながみほ訳「ほらふきじゅうたん」
ディヴィッド・ルーカス作 なかがわちひろ訳
大御所の作品も‥「ブルンディバール」
トニー・クシュナー再話 モーリス・センダック絵 さくまゆみこ訳「かしこいモリー」
ウォルター・デ・ラ・ルメ再話 エロール・ル・カイン絵 中川千尋訳「まいごになった子ひつじ」
ゴールデン・マクドナルド作 レナード・ワイスガード絵 あんどうのりこ訳
ゴールデン・マクドナルドは、マーガレット・ワイズ・ブラウンの4つあった
ペンネームのうちのひとつだそうです。
〈クリスマスの絵本〉の紹介もありました。
まず楽しみだったのは、うわさの?! エリーちゃん。
赤い表紙と、その小ささがかわいいです。1956年に描かれたものらしいです。「エリーちゃんのクリスマス」
メアリー・チャルマーズ作 おびかゆうこ訳「クリスマスのかね」
レイモンド・M・オールデン原作 竹下文子 文 山田花菜 絵「クリスマスのてんし」
エルゼ・ヴェンツーヴィエトーレ作 さいとうひさこ訳
この絵本は、とってもかわいい「しかけ付」で、今回の一番人気だったようです。
私も、クリスマスプレゼントにしようと思い、選びました。
講座のあとは、お茶あり、トマト鍋あり、万華鏡あり、もちろんおしゃべりあり、の
とっても楽しい時間でした。
(一緒に参加したチョムプーさんのブログにも詳しく載ってます)
どうもありがとうございました。