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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

和田誠と日本のイラストレーション@たばこと塩の博物館

2017-09-26 17:19:39 | 好きなもの・美術館や展覧会

秋晴れの日曜日、友だちと3人で、和田誠さんのイラスト展
行ってきました。

場所は、たばこと塩の博物館。


以前は渋谷にありましたが、2年前に、スカイツリーのおひざ元、本所吾妻橋に
移転したのだそうです。



和田誠さんのイラストや絵は、何度も見ていますが、そのたびに新たな発見が
あり、いつでも新鮮で、いつで楽しいです。

過去ログは、こちら→ 2011年12月  2011年9月  2010年10月


今回、私的いちばんの感動ポイントは、和田さんが4歳!くらいのときの
「お絵かき」と、小学1年生のころと思われる「絵日記」があったことです。

和田さんは私の母と同じ年の生まれなので、もう80歳を越えていますが、
その方の、わずか4歳くらいの時の絵が残っているなんて、素晴らしいです。
(お父様がラジオのシゴトのなさっていて、その脚本の余白に描いたものみたいでした)

それと、絵日記。
とても小学校低学年の子が描いたとは思えない丁寧さと、几帳面さ、そして
色鉛筆の色使い。ひらがなの「い」が旧仮名の「ゐ」になっているところに時代を
感じましたね~。

NHKみんなのうたの、「ねこふんじゃった」とか、「バケツの穴」のアニメーションも
和田さんの作品だったのですねー。
他の短編アニメ作品とともに、繰り返し、会場で放映されていました。

あとは、週間文春の表紙の原画も、たくさんありましたし、原画ではないけれど、
表紙の縮小版もかなり見応えがありました。
(年代順に全部並んでいて‥見比べていると、切手シリーズとか鳥を描いたものとか、
星座とか、外国のお土産ものとか、カテゴリー別に分けられるねえ~と友と話し、
並べ替えをやってみたい気持ちがむくむくと湧いてきて困りました笑)



楽しい時間はあっという間に流れ‥あかりの灯ったスカイツリーも
見ることができました。

和田誠と日本のイラストレーション展は10月22日(日)までです。

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