時間があいてしまうと、正直 書くのが
めんどうになってしまいますが、ちょっと先の
自分のための覚書なので、今年も続けていこうかと‥。
@WOWOW
11月に2度続けて読んで、たしか返却した後に、
映画があることを知り、うまい具合にWOWOWで
観ることができた。
主演は金城武。私はあまりよく知らない俳優だが、
どこかに、当初映画化には乗り気でなかった伊坂氏が
金城さんが主役なら、とOKしたとかー。
(私の「死神」のイメージはなんとなく、山田孝之
だったが、金城武もなかなかよかった。)
映画は、6つの短編のうちの下記3つをうまく
組み合わせたオリジナル脚本。原作には出てこない
黒い犬の使い方とか面白かった。
それと、富士純子さんはよかった、美しかった。
「死神の精度」
「死神と藤田」
「死神対老女」
内容とは関係ないけど‥悲惨な事故に遭った方のニュースを
みると、本当にその人たちの前後には死神が居たのでは、と
つい思ってしまう。それくらい理不尽に奪われる命‥。
伊坂氏もそんなやりきれない気持ちを、作品に昇華させた
のでは、と思ってみたり。
@MOVIX川口
リトグリが主題歌「紅」を歌っていることで知り、
コミック原作の雰囲気を損なわず作られていた、とか
想像以上におもしろかった、というレビューを読んで
それなら観てみよう、という気持ちになって。
結論から言うと、観に行ってよかったし、素直に
面白かった。
やくざとカラオケ、中学生合唱部、という組み合わせの
新鮮さに加え、そうそう中学生ってこういう感じだったな
と、高校生とも違う思春期の一面をとても上手く表して
いると思った。(映画オリジナルの、ただ古い映画を観る
だけの同好会がとても効いていた)
そして、「紅」冒頭の英語の歌詞を、関西弁に置き換える
ところは秀逸。こんなにいい歌だったんだ、と実感しました。
@WOWOW
ブラッド・ピット主演 2023年2月劇場公開。
オンデマンドで観られる期限ぎりぎりになって
やっと観る。(3時間越えの長さにちょっと怯んでた)
ハリウッド映画が、サイレントからトーキーに変わっていく
1920年代後半の物語。それぞれが夢や野心を持って
その大きな映画産業の流れに「巻き込まれて」いく。
何でもあり、のゴージャスで猥雑なオープニング場面で
これを最後まで観続けるのはちょっと勇気がいるかも、
と、思いかけたときに現れたディエゴ・カルバが演じる
マニー・トレスの存在は大きかった。
大きなものに巻かれたい、大きなものの中で
仕事がしたいというマニーは、その意思と持ち前の
気転の良さで、ハリウッドの中で頭角を現していく。
彼の純粋さは、この映画の中の「光」になっていて
彼の眼を通してなら、ブラッド・ピット演じる
ジャック・コンラッドの時代遅れも、マーゴット・ロビー
演じるネリーの醜態も、見ていくことができた。
トビー・マグワイアが、残り5分の2くらいのところで
少しだけ登場するが、えーこんな彼観たことない、という
狂気を帯びた役、見ごたえあったな。
映画ではないのだけれど、配信で演劇を観ました。
清原果耶さん主演の『ジャンヌ・ダルク』
舞台は初だったらしいけど、まったくそうは思えなかったし、
何より、ジャンヌダルクのイメージに果耶さんはぴったりで
彼女のための書下ろしなのでは?と思ったほど。
音楽のライブとも、映画とも違う、舞台ならではの演出に
いちいち感心し、一つの空間(場所)が、城の中にも、
戦場にも、裁判や留置場にもなるんだー舞台って面白いかも、
ととても新鮮な気持ちで思いました。
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