※展覧会も1月末で終わっていますが、記録として書いておこうと
思います。
1月最後の日曜日、はるばる群馬県の高崎まで、お二人の原画展を
観るために友だち3人と出かけてきました。
からっ風がびゅーびゅーでしたが、空が青くて気持ちのよい日。
絵本原画展、25回目だったのですねー。
降矢さんはスロバキア在住26年、出久根さんはチェコ在住16年、とのこと。
たっぷりの原画ととともに、お二人の「先生」、ドゥーシャン・カーライさんからの
直筆の手紙や絵の展示もあり、とても見応えがありました。
ななさんの方では、『ともだちや』『めっきらもっきらどおんどん』
『ナミチカのきのこがり』などがよかったな。
出久根育さんの原画は、以前にちひろ美術館で何点か観たことがありましたが、
今回いいなあと思ったのは‥ チェコの十二か月 の挿絵です。
繊細でとても美しかった。
※この絵を観た1ヵ月後くらいに、図書館で借りてこの本を読みました。
ウェブエッセイ「プラハお散歩便り」に加筆し、絵は書き下ろした
とのこと。
エッセイでいちばん古いものは2006年に書かれたいますが、
この本の中では、年代は順不同になっていて、本のタイトルにも
あるように季節で巡っていく感じを重視しています。
読み終わってから思ったのは、先にこの本を読んでから原画を観れば
よかったーということ。その土地で長く暮らしている人ならではの
文章に、その人の絵がついているわけで‥読み終わっていれば、
繊細で素敵だなというただの感想よりも、きっともっと深く「感動」
しただろうなと思いました。
高崎着→ランチ→展覧会→帰りの高崎線 という 電車に乗っている
時間がいちばん長かったりして?!という「遠足」でしたが、友だちとの
おしゃべりはココロの栄養補給にいちばんだなーとあらためて感じたのでした。
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