お正月休み中に行っておこうと、4日に民藝の100年展に
家族3人で出かけました。
(竹橋は出かけるたびに、清々しい気持ちになり、この
美術館好きだなーといつでも思わせてくれます。)
行きたがっていたわりには、誰も予習をしてなかったので、
あんなにボリュームがある展示だとは思わず、4時間近くも
かかってしまい、最後は空腹に耐えきれず(笑)、娘を急かせ
文字通り駆け足で観終えました。
「民藝」といえば、柳宋悦氏であり、駒場にある日本民藝館
ですが、そこに至るまでの、柳氏の足跡や、交友関係、思いや
願い等々が、この展覧会を観ることで、ゆっくりと自分の中に
下りてきたように思います。
以前に読んだ原田マハ著『リーチ先生』で、白樺派の面々との
交流が書かれていましたが、ロダンから贈られてきた彫刻や
それを見るために友が持参した壺(それをきっかけに暮らしの
中にある美に目覚めていった)の展示におおっ!!と思い、
本で読んだことが繋がっていくような面白さも感じました。
日本全国を周り、気持ちが動いたものを集めていったわけですが、
その時の柳氏たち一行のファッションを知ることができる
コーナーはとても楽しいものでした。ウールのスーツを着て、
似たようなメガネをかけ、外国人まで居るグループはどの地方に
行ってもものすごく目立ったことでしょうね。そして、その
ご本人たちはどれほどワクワクと胸躍らせたことでしょう。
これは柳氏の書斎の再現で、唯一撮影OKのところでした。
2月13日(日)まで。
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