夏休み恒例、三重県への帰省旅行。
出発日の14日は、朝8時3分発の新幹線に乗って、名古屋11時過ぎ着、
そのまま地下鉄で、伏見へ行き、名古屋市美術館へ行くという予定を
立てました。(大雨の影響で1時間半くらい到着は遅れましたが)
旅行のはじめに名古屋市立美術館を入れたのは、娘の美術の宿題のため
だったのですが(美術館へ出かけて、好きな作品を見つけて、調べて、絵を
模写する‥)、思いのほか楽しむことができました。
今、開催中の『大エルミタージュ展』も、それなりによかったのですが、
(西欧絵画の400年を、ティツィアーノ、レンブラント、ドラクロワ、モネ、ルノワール、
ピカソなど巨匠の作品でたどることができる展覧会ですが、ショージキなところ
マチスの赤い部屋の絵以外には、それほどの魅力は感じませんでした。
おおまかな流れをみるよりは、ひとりの画家の生涯の作品をじっくりとみていくほうが
私は好きなのかもしれません‥)、なにげなく行ってみた常設展が、あとになって
じわじわっと思いだされてくるのです。
なかでも、メキシコ・ルネサンス:メキシコで活躍した女性作家 のところで
国内唯一のフリーダ・カーロの作品は、小さいながらもインパクトがある
ものでした。
「死の仮面を被った少女」
美術館が発行している館内誌によれば、流産してしまった我が子が
生きていればこのくらいの年齢になっているだろうか、と思いをはせて
作った作品だとか‥
今日もふとこの絵のことを思い出し、もっとフリーダ・カーロについて知りたくなり
DVDや本を借りてみようと思い立ったところでした。
すこし前に読んだポール・オースターの小説がとてもおもしろかったので、
これからはオースターの未読小説を順に読んでいこうと思っていた矢先に
今度はメキシコの女流画家に興味が移るなんて‥
思ってもみなかった展開ですが、これも名古屋市立美術館へ行ってみなければ
ありえなかった選択かもしれない、と思うと、毎日のちょっとした偶然や出会いで
興味の対象はいろんな方向へ行くのだなーとおもしろく感じています。
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フリーダの作品が日本で見られるとは知りませんでした。
森村泰昌のなりきりセルフポートレートとか、イサムノグチと付き合っていて夫が急に帰宅したので彼が靴下を片方だけ履いて窓から逃げたとか、おもしろい話題がたくさんあるけど、つらい女の一生というイメージはぬぐえないですよね。アート好きは一度は興味をそそられる画家だと思います。
鼻氏は変わりますが、私が今ハマっているのはミックスシードによる園芸と、こうめさんの「はれの日帳」です。はれちゃんかわいい!女の子だったんですね(失礼しました)
話です!すいません、変換ミスです。
お久しぶりです、コメントありがとうございます。
そうですか~
フリーダ・カーロにはそんなエピソードが満載なのですね。
本を読むのが楽しみになってきました。
その常設展のほかのコーナーには、イサムノグチの作品を
あったんですよ。
メキシコのところには、フリーダの旦那さんの壁画もありました。
ミックスシードって、ほんとにいろんな花が楽しめるのですねー
見せていただきました♪
私も真似してみたくなりました。ブルー系の花だけで
まとめられたらいいなあなんて夢想中。
それとはれちゃんの日記は、私も毎日見に行ってます。
ほんとにかわいいですよね~
はれちゃんを産んだママの年齢が、当時の自分と1歳ちがいのせいか
つい自分のときを思い出して懐かしんでしまっています。
美術館で素敵な出会い(発見?)があるのって、嬉しいですよね。自分の状態によって、感じ方も全然違いますし。
メキシコ自体が歴史的に悲哀な国だそうで、明るい色彩の内側に哀しみと情熱が含まれているような、フリーダとメキシコはピッタリ重なってるイメージです。
もう随分前にフリーダカーロのお家を観に行きました。
ものすっごくキュートなお家でした。
お家の写真集も出てるかな。機会があったら見てみてくださーい。魅力的なお家です!
美術館って、ほんとにおもしろいですよね。
なにかしらの発見があるし、「しん」とした空間が大好きです。
有名な絵が来てたりして、すごく混んでいるときは、どんな人たちが
この絵をみにきているのだろう、と観察するのも楽しいです・笑。
>フリーダカーロのお家
今は博物館になっているという「青の家」のことですよね?
探して、ちょっと見てきましたが、amuさんはメキシコで
実物をみたということですよね、すごいなあ。
フリーダ・カーロの人生はとても大変だったようですね。
恋多きところに、まずは興味を持ちました。