今日も素晴らしい青空が広がっています。良い天気の下に居るだけで、なんだか誰かに誉められているような気がしてきます。
さて。
すこし前に、miyacoさんのお店『THE HI-IAY ISLANDS Book Store』 にこの本が並びました。
『はらぺこあおむし』
エリック・カール 作
もりひさし 訳
その紹介を読んでいたら、私たち家族が、初めてこの本に出会った時のことが鮮明に思い出されてきて、コメント欄に書くには長くなりそうだったので(笑)、これぞ「思い出の絵本」のカテゴリーに相応しいと思い、自分でも書き残しておくことにしました。(miyacoさんの記事は※から)
それは、1998年の6月で、娘が1歳10ヶ月の時でした。とてもはっきり覚えている理由は、それが娘を連れての初めての海外旅行先での事だったから。ニューヨークに居る友だちの家に(正確には夫の友だちで、私から見ると大学の先輩)、10日間程お世話になった時のことでした。
その友だちは、1986年くらいに渡米し、現地で知り合った日本人女性と結婚して、めでたくグリーンカードと、お子様2人と、マンハッタンのダウンタウンにアパートメントを借りていたのでした。奥様とお子たちは、ちょうど日本に帰国していて入れ違いになってしまったのですが、そのおかげで、とても伸び伸びリビングルームなどを使わせて頂き、その家のおもちゃで遊ばせてもらい、そして、そこの本棚に『はらぺこおむし』があったのです。
帰国する人から子どもの本を譲ってもらっている、と聞いてはいたのですが、2人の子どものための本棚は、立派なものでした。英語を話せるようになるのも大切だけど、きちんとした日本語を教えて行くことも大切であり、大変なことだなと、その本棚を見て思ったのを覚えています。
だから、原書版ではなく、日本語訳の『はらぺこあおむし』があったわけですが、2人の子の“ダディ”になったその友だち(先輩)は、すっと本棚からこの本を抜いてきて、娘rに手渡してくれました。
あ~まだ早いと思いますよ。
私がそう言うのを、1秒半躊躇している間に、rは絵本を開いていて、私の顔を見上げました。乞われれば、もちろん読みます。
『こどものとも0.1.2』の3倍は長そうなおはなしを、最後まで聞いていてくれるかな?
他者が見ているだけに(笑)、なんか自分が祈るような気持ちになってきたのは思い出せるのに、肝心のrの「最初の反応」は思い出すことができません。ちょっと残念。
旅行後、もちろんすぐに『はらぺこあおむし』を買いに行きました。友だち宅にあったのがどういう大きさだったのか、覚えていないのですが、私は「ボードブック」を選びました。小さいので持ち運びに便利だし、例の穴に、何度指を入れても破れることがありませんから。
そうそう、あおむしのことは「ニャッキ」って、長いこと呼んでましたねえ。もうあのアニメやってないのかな。
その後、娘が保育所の年少組になった時のことですが。
『はらぺこあおむし』の歌、というものが存在しているのを知りました。だいぶ前、『ぐりとぐらのいちねんかん』の時に書いた「ますみせんせい」が、家からそのCDを持ってきて教えてくれていました。他に何冊もエリック・カールの絵本があったので、CDとセットで、歌もいろいろあったのかもしれません。
もっとよく見て、話を聞いておけばよかった、と今になって思っています。
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『はらぺこあおむし』って、意外と
私の知っている絵本ブログさんでは
とりあげられてないことが多いんですよね。
ワタシ的には、自分よりもずっと大きなキャンディーやアイスを、めいっぱい食べちゃうところが
アメリカらしくて好きです。
TBを送りました!よろしくデス♪
食いしん坊だった長女はこの絵本が大好きで、読むたびに、果物やお菓子をぱくっと口に入れるまねをしていました。おかげで絵本は穴のところからびりびり。何度テープを貼って直したことか・・・。
よほどお気に入りだったのか、幼稚園の年長さんのとき、この絵本を模写(?)して自分で絵本を作っていたのです(といっても、何枚かを重ねただけですが)。その表紙の絵がそっくりに描けていて、この子才能があるのかも!と驚いたものです(親ばかですね)。
一冊の絵本に、みんなそれぞれの思い出があるのですね
でも、rucaさんが精力的にブログも更新され、ますますご活躍の様子はよく覗かせいただいております。
「はぴらこ あほむし」娘が小さい頃、この本をいつもこう言ってました。特に好きな本でもないのですが、気が付いたら、家には3冊あり(うち一冊はちっちゃい本)、人形、親子ペアトレーナーなど買ってしまってマス(~_~;)
奇しくも、9/11に0,1,2歳さんの親子さんに、大型絵本をCDの曲に合わせて読んだところです。『エリック・カール絵本うた』というCDです。文庫のものを借りましたので今は手許にないのですが、新沢としひこさんが歌っていてカラオケも入ってます。ちょっとイベント的な読み聞かせになっちゃったかなと思いましたが、ワケあって今年度最後の0,1,2歳クラスということっだったので、喜んでもらえた?ようです。
少し年齢が上の子どもたちならジャバラ折りの工作で、はらぺこあおむし作りもおもしろいかなと…。現場の仕事が増えた上、いろいろと修行中なので、なかなか自ブログ更新できませんが、またおじゃましにきます!
早速のコメントとTBありがとうございました。
書いても書かなくてもいいような種類の、思いで話し
だとは思ったのですが、どこかに書いておかないと
いつか忘れてしまうのでは?と思い、残しておくことに
しました。
もしも、あの時この絵本を知らなかったら、いつか
自分で買っていたのかなあ、買わなかったかも?
と思ったりもしています。
(でも、実はジグソーパズルも持っているのですが)
「遊べる絵本」は色々ありますが、その手の中では秀逸の
できですよね。
くっちゃ寝さんと、お嬢さんの素敵な思いで話しを聞けた
だけでも、この「はらぺこあおむし」の思い出を書いた
甲斐がありました。
年長さんの時に作ったその絵本、今はどうなっているの
でしょう‥。きっとどこかにとって(保管して)あるの
でしょうね。
その絵本のこと思い浮かべただけで、なんだか
とてもあたたかい気持ちになりました。
自分の思い出を通じて、どなたかの心に残る思い出をも
聞く事ができるのも、絵本の力ですよね~。
これからも、思い出したら(忘れないうちに)書いて
おくことにします。どこかで、誰かと通じているかも
しれないですものね。
もしかして具合がわるいのかなあ。それともお忙しいの
かなあ、と激しく(笑)心配してましたよ。
でも、元気な声が聞けて、とても嬉しいです。
やはり「エリック・カール絵本うた」というものが
存在するのですね。しかも歌っているのは
新沢としひこさんだったのですね。
やっぱり、書いてみるもんですね~長年の疑問が解決
してすっきりしました。ありがとうございます。
>現場の仕事が増えた上、いろいろと修行中
ますます精力的に活動されているのですね。
いつかまたそんな話しが聞けるのを楽しみにしています。
※またそのうちメールもしますね。
本との出会いには、いろいろな思い出があるものですよね。
うちの息子たちも保育園で、「はらぺこあおむし」の歌とともに楽しんでいるようです。
そして、rucaさんの記事を読んでいたら、私も自分自身の思い出を書き留めておきたくなりました。
勝手ながらTBさせていただきました。
TBありがとうございます。
percyさんご自身の思い出ってどんなんでしょう?
すごく楽しみです。
早速読ませてもらいにいってきまーす。