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音楽の喜び フルートとともに

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リゴレットの背景

2009-11-22 22:46:20 | 音楽

夕方から冷たい雨が降ってきました。
お昼はおうどんを作って、頂きました。夜はお鍋。暖かいものが恋しい一日でした。

家にこもって、練習するにはとってもいい日。
昨日Ipodにダウンロードしたリゴレット、ガロワは、エイトキンと違ってテンポが比較的ゆっくり。エイトキンはピアノ、ガロワはオケ。ピアノと違って小回りの利かないオケはゆったりと演奏しなくてはついて来れません。ゆっくりと演奏される分、丁寧で上品。フランス風の小粋な感じがします。

エイトキンはピアノと2本のフルートの動きが躍動的で、大胆。

モティーフはベルディ、イタリアオペラ。ドップラーはハンガリー、エイトキンはゲルマン系、ガロワはフランス。
イタリアっぽさを出したければ、大胆に、艶っぽく。そして、ドップラーが民俗音楽を取り入れていたことを考えれば、土臭さも少し必要か。でも、文化が入り乱れていたハプスブルクの影響下にあったことを考えれば、優美で洗練された感じも必要だなぁ。

さて、どう演奏するのが、作曲者の意図を汲み取ることになるのか。おもしろくなってきました。
もっと吹き込みながら考えたいと思います。