近所の公園の前を通りかかったら、メタセコイアがすっかり紅葉していました。
レッスンの後、午後から父が白内障の手術をするというので、病院に付き添いました。80歳。年を取ったせいで、耳が少し遠くなったのと、目が悪くなった他は、いたって元気。歯もすべて自分の歯。毎日散歩も欠かしません。畑で、野菜をつくるのと、公民館でカラオケをするのが趣味。
でも、痛いの嫌い。手術は怖い。病室に行くとすっかり病人気分で「まいったなぁ。さんざん脅かされた。見えなくなるかもしれないって。」と不安そうに連発するので、「怖いよね。」と初めは聴いていましたが、ついに「あんまり心配したら、思ったとおりになるよ。」と一言。
「そうかぁ。」「そうだよ。」
それからは孫の話をして過ごし、「いってらっしゃい。」と手術室の前で言ったら、手を振ってちょっと笑って手術室に入っていきました。
「刃物入れんねんで。怖いでぇ。体ギューッと固くなったわ。」1時間ほどで帰ってきた父は、眼帯をかけていましたが、それでも安心したのか、顔色もよくなって良く話しました。
家に帰ると次男が目が痛いと訴えるので眼科につれていくと、ヘルペス。
なんだか一日、病院通い。フルートは2時間くらいしか持てなかった。