2005年作品。
TUTAYAも、今や安売り路線。5のつく日は旧作50円。
そんな安さで借りてしまった旧作。
南Q太さんの原作漫画の映画化。青春映画を得意とする古厩智之監督が演出。
ナント三大陸映画祭で、主演の星野真里さんが、主演女優賞を受賞しています。
ダメ男とそのダメ男が好きになってしまった少女ゆうこのほろにが恋愛映画ですが、
なんといっても、そのダメっぷりを、スラッと演じてしまった西島秀俊にびっくり。
現在のはじけっぷりの原点かもしれません。
星野さんは、体当たりの演技ですが、その後、結婚し、ドラマなどで活躍しています。
それにしても、惚れた男には彼女がいて、せれでも同棲生活。
スナックで働けといわれ、スナック勤め。
でも彼氏は、喫茶店の後輩とくっついてしまう。
そんなとき、男の彼女みどりちゃんが帰ってくる。
二人が乗ったタクシーを必死で追いかけるゆうこ。
でも、みどりちゃんとは別れたという彼。
必死で好きというゆうこに男の反応はない。
そして、スナックを辞めることに、
そこで、初めてカラオケを歌いだす。
歌は、松任谷由実の「14番目の月」。
泣かせる青春映画です。