おススメ度 ☆☆☆
元ネタはペルシア戦争中の「サラミスの海戦」。
300というタイトルから、300人のスパルタ兵の戦いと勘違いして見てしまった。実は、「300」は、すでに2007年に製作され、世界的に評判となっていた。本作はその続編にあたる。
本作は、海中での戦いが主体で、奴隷たちが船を漕ぐ、ローマ時代の軍船の話で、騎士たちは、船を渡り歩いての壮絶な戦いとなる。途中馬まで出てきて、海中でありながら陸戦のような様相。
当然戦いのシーンでは、汗と血しぶきと、切られた腕や足が飛び散る壮絶なもので、今回、女性騎士が目玉で、女性ながら、かなりえぐい戦いをする。
ギリシャとペルシャのそれぞれの国の話が出てくるが、ちょっとややこしく、結局は戦闘シーンの圧巻がこの映画の目玉で、それで十分だ。
黄金のキングが出てきたり、女戦士の活躍があったりと、話に色を添えているが、なんといっても、むさくるしい男たち裸の肉弾バトルがお目当てだ。
エヴァグリーンが女将軍に扮し、演技、アクションに加えてセクシーさと残酷さを発揮し、主役級の活躍。