ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「裸のいとこ」、相馬市、東日本大震災後の青春

2014-06-29 16:15:28 | 日本映画

おススメ度 ☆☆

俳優の大槻義丹が脚本・監督。

昨年公開されたが、東日本大震災後の南相馬市(福島第一原子発電所の近く)が舞台で、現地ロケしているので、震災後のあちこちの風景が見られます。

東京で、企業を立ち上げ、秘書ともいい関係の田口、失敗して借金の末、福島の叔母の元へ。

そこには、ちょっと頭の弱い叔母の娘みゆがいた。

そして、ミユの彼氏とも親しくなり、飲み屋で飲み明かす。

昼間は、ボランティアで震災の後片付け。

線量計を買って、付近の線量を測定する。

ミユの彼氏は、大麻を吸っており、大麻と原発を対比する面白さ。

淡々と、物語は進むが、南相馬村を映すことで、原発に対する批判映画になっている。

綺麗な海が舞台にあり、震災後の広々とした光景が印象的。

題名は「裸のいとこ」と官能映画っぽいが、その味は薄い。

原発事故を題材にした映画が多いが、あまり成功していないのはなぜだろうか。

 

 

 

 

 

 

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熊切監督の「私の男」、モスクワ映画祭グランプリを受賞、同時に主演賞浅野忠信

2014-06-29 09:19:47 | 映画

今朝の新聞は、モスクワ映画祭受賞で持ち切り。

今上映されている、「私の男」がグランプリと主演男優賞(浅野忠信)のダブル受賞となった。

禁断の親子愛を描いた当作品は、北海道の流氷を背景にした殺人事件と、

その後の禁断の愛の物語。

桜庭一樹原作を、熊切監督が、的確な表現で描き切った問題作だ。

ただ、熊切監督も、浅野忠信も、映画祭には出席せず、ちょっとさみしい映画祭だ。

熊切監督は、新しい作品作りで台湾にいるらしい。

 

 

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