おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
R15+ かなりグロイシーンがあります。
「X-MEN」シリーズを代表するキャラクターで、ヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリン/ローガンを主役に描く「ウルヴァリン」シリーズ第3作。
2029年、ミュータントも大半が死滅。
ローガンも、老化が始まり、その治癒能力が極端に落ちています。そして、プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアも老いさらばえ、介護の日々。
まあ、かようにマーベル映画としては、痛快なシーンの少ない淡々とした映画です。
ただ、ガブリエラと名乗る女から少女をノースダコタまで連れていくよう頼まれる。
この少女、なぜか話せなく、当初は、つまらない存在。
ところが、彼女こそ、ローガンの遺伝子を継ぐミュータントの新しい姿だ。若いだけにめっぽう強い。
ミュータントの研究をして、子供たちを育てている組織。
そこが、脱走した子供たちを追っていた。
ローガンは、この争いに巻き込まれる。
ウルヴァリンの複製まで出てきて、大アクション。
ラストは、新しい夜明けを暗示する。
今回は、父子、父娘の親子愛がテーマで、こうなるとウルバリンではなく、人間としての愛情ドラマだ。
最後を飾るにふさわしい物語だ。
ヒュージャックマンのウルバリンも見納めか。