おすすめ度 ☆☆★
ドキュメンタリー好き、サメ映画好き ☆☆☆
太平洋戦争末期、原爆をテニアン島まで運んだ船があった。隠密航行のため、護衛艦が付かず、単独極秘。行きはなんとか、爆撃を交わし、成功したが、帰港時、日本の潜水艦につかまり、爆破される。
そして、海に投げ出された乗組員は、飢えと疲労と、サメの攻撃に遭い、大勢の人が死んだ。
日本の潜水艦が登場、攻撃の様子が写されるが、考証のまずさや、CGのまずさが指摘されている。
ただ、この映画、人間ドラマで、男だけの駆逐艦での様子や、海に放り出されてからの生きざまなどが主体の映画だ。
一方、サメだけは主役級で、大勢がなくなる。
ニコラスケイジが、艦長を演じ、非情な任務を淡々とこなし、部下に目配りする様をうまく演じている。
上陸後、裁判にかけられ、最後は悲劇の末路だ。
海の上の漂流シーンが長く、眠気を誘う。
一応、日本軍も敬意を評して描いているが、所詮敵だから。
ラストは、実在のメンバーの写真のオンパレード。
まあ、アメリカとしては、敬意を評すべき人たちだ。