おすすめ度 ☆☆☆
ティム・バートン好き ☆☆☆★
「アリス・イン・ワンダーランド」のティム・バートン監督が、ランサム・リグズによる全米ベストセラー小説「ハヤブサが守る家」を映画化。
周囲になじめない孤独な少年ジェイクは、唯一の理解者だった祖父の遺言に従い、森の奥にある古めかしい屋敷を見つける。
そこで出会ったのは、屋敷で1943年から同じ時間のループを生き続けている奇妙なこどもたちと、彼らを守っているメリー・ポピンズのような保護者、ミス・ペレグリン(エバ・グリーン、絶品!)だった。
前半は、ジェイクが、その島を訪れるまでの説明で、かなり退屈な展開だ。
で、不思議な子供たちが現れてからは、その子供たちの能力が次々と試され、奇妙な雰囲気に包まれる。
目玉事件はややグロテスクだが、それ以外は楽しいファンタジー。
バロンやほろーという悪役も出てきて、最後は、ジェイクの複製まで出てきて、あっけない結末。
まあ、バートン好きには、たまらない展開だ。
主人公ジェイク役は「ヒューゴの不思議な発明」で知られるエイサ・バターフィールド。