おすすめ度 ☆☆
タンゴファン ☆☆☆★
イギリスフランス合作
イギリスの女性監督サリー・ポッターが自身の経験をもとに、有名タンゴ・ダンサーとの愛の物語をつづった大人のラブストーリー。
自身が主演を務めているが、年齢的にも、美貌的にも、この人でいいのって感じ。
相手は何しろ、アルゼンチンタンゴの有名ダンサー、パブロ・ベロン。
映画監督が、ペロンに直接レッスンを希望し、受けるところから映画は始まる。
パリとアルゼンチン。
そして章が進むとともにサリーはうまくなっていく。
劇場で、ダンスステージを公開。
そして、ラストは、4人（男3人と女一人）の圧倒的なダンスシーン。
映画のシーンは、カラーだが、ダンスシーンは白黒。
まさに、ダンスファンのためのアルゼンチンタンゴ映画。
朝起きて、渡月橋のあたりを散策。
すがすがしい。
チェックアウトを済まして、旅館の送迎バスで、天龍寺へ。
早速お庭を拝見。
拝観料を払うと、本殿から鑑賞できる。
ちょっと早かったので、人が少なく、のんびり、休憩。
嵐山を借景にした風景はさすがだが、
本殿から見る、個々のお庭も風情がある。
おすすめ度 ☆☆
青春の過ちに関心のある方 ☆☆☆
アイルランド映画。
WOWOW公開後DVD化。
「ルーム」のレニー・アブラハムソン監督作品。
18歳のリチャード（ジャック・レイナー）は、海辺のビーチハウスで友人たちとキャンプをしながら、大学進学を控えた夏休みを過ごしていた。
ラグビー部所属の明るいラガーマン。
恋人ができ、青春を謳歌。
パブで酒を飲んだ後、恋人とその元カレの仲睦まじいシーンを目撃、
喧嘩となる。そこで相手をなぎ倒し、けりを入れる。立ち上がったので、そのまま立ち去る。
翌朝、彼が死んでいたことを知る。
そこから彼の懊悩が始まる。
かなり丁寧なつくりで、感情移入できる。
ただ、18歳にしては大柄で、酒もたばこも口にする大人びた態度に反感を抱く人はちょっとつらい。
その後の、結末も、二様に分かれる。
18歳の青年の懊悩が痛切に描かれ、良作ではあるが。
