おすすめ度 ☆☆
ビム・ベンダース好き ☆☆☆
ドイツ・カナダ・フランス・スウェーデン・ノルウェー合作
PG12
主人公は作家。雪の日、車を走らせていると、突然子供の乗ったソリが前を横切る。
子供がいたが、無事だったので、子供の家へ。
そこには、母親がいて、弟を気遣う。弟は牽かれていたのだ。
この事故は、母親のせいでもあり、兄のせいでもあり、主人公のせいでもある。
それから、この事故のトラウマを背負って生きていく。
そして、なぜか、加害者の主人公と、被害者の母子が親しくなっていく。
主人公は作家、この事件がきっかけで、本が売れ出す。
ロードムービーのような、淡々とした展開。
お互いなじるでもなく、傷をなめあっているのか。
12年を経て、少年は大人に。作家にあこがれて、主人公に近づくが、それ以上はない。
3Dで、撮影したというから、また一つの実験をしたのか。
ビム・ベンダース臭は強い。ベルリン映画祭金熊名誉賞受賞者だ。
主人公をジェームス・フランコが、被害者の母親をシャルロット・ゲンズブールが演じている。