おすすめ度 ☆☆
Exile 好き ☆☆★
「EXILE TRIBE」の「HiGH&LOW」の長編劇場版第2弾
今回は、雨宮さん兄弟の物語で、
雨宮の両親は、上園会に脅され、その後自殺している。
3人兄弟の長男尊龍は、ある日突然いなくなる。
残された兄弟は、兄を探し続けるが、親の命日に、尊龍が帰ってくることを期待したが、兄が付き合っていた女が現れ、やくざに追われる。
その女は、雨宮兄にUSBを預けられていた。解読しようと友人に預け、尊龍がいる上園会に赴く。
そこには、上園会を相手にした兄がいた。
3人で、上園会と大乱闘。
その後、カーチェイスなどアクションシーン満載。
まあ、Exileのための映画であり、ファンにはたまらない映画だろう。
だが、映画自体は生ぬるく、盛り上がりに欠ける。
最後にHIROが出てきて、続編を予告する。
弟二人は、仲良くバイク生活。
カーアクションも、バイクだ。
TAKAHIRO、登坂広臣に加え、今回は長兄に斎藤工が出演している。
母親違いの兄弟ながら、一致団結という、兄弟愛を描いた映画だ。
おすすめ度 ☆★
わけのわからない映画好き ☆☆★
PG12 女子高校生がはじけまくります。
山内マリコの長編小説「アズミ・ハルコは行方不明」の映画化。
監督は、「私たちのハァハァ」の31歳の松井大悟。
時系列の違うシーンが、並列的に描かれるので、戸惑ってしまう。
まあ、監督はそれを狙っているのだろうけれど、最後まで、翻弄されてしまう。
アズミハルコは、家庭では、認知症の祖母の介護に疲れた母、職場では、セクハラ上司、町で出会った同級生の男性とは、セックスするも、別に好きな彼女がいた、と閉塞感満載。
キャバ嬢の愛奈は、友達とアズミハルコの顔写真から作ったアートを町中に拡散している。
一方、最強の女子高校生軍団は、弱みを見つけた男を集団で暴行、すっきりしている。
映像の素早い展開、LINE画面での情報の素早いやり取りなど、斬新な映像で、ぐいぐいと、物語を引っ張っていく。
蒼井優と高畑充希という稀有な女優を起用し、その演技力が物語を引き締める。
そして、ラスト近くのアニメ。そこでは、女子学生集団が警官をぼこぼこにやっつける画面が、爽快感を呼ぶ。
まあ、議論の分かれる映画だ。