ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ローマ法王になる日まで」、現ローマ法王の若かりし頃!

2017-08-25 19:52:17 | イタリア映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

実話映画好き ☆☆☆★

現ローマ法王は、南米出身の異例の抜擢だ。

この映画を見ると、その背景が知れて面白い。

化学科を卒業しながら、信仰の世界に入り、若くして教区長に抜擢される。

アルゼンチン、時はビデラ軍事政権下。

密告が蔓延した恐怖政治の時代。

司祭らも、拷問して殺される。

その都度、なんとかコネをたどって解決に努力する。

恐怖政治の政権下の描写がかなり厳しく、教区長の苦しみが察せられる。

その後、独裁政権が終わり、ドイツへ留学、再びアルゼンチンで働くが、

その経歴が買われて、法王に推挙され、新たに法王となった。

激動の時代を生きてきた法王だからこそ、下々の事までわかる民に近い法王といえるだろう。

日本人にとっては、遠い国の話であり、キリスト教の教えなどもよく理解できないので、ちょっとすんなりとは入らない映画だ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする