おすすめ度 ☆☆
ホラー映画好き、オカルト映画好き、グロ映画好き ☆☆☆
「チェイサー」「哀しき獣」のナ・ホンジン監督による、不思議な映画。
韓国の田舎町。方言がきついらしい。
そんな田舎町で起こる連続殺人事件。
それも身内による犯罪、犯人は、毒キノコを食べたせいか常人ではないありさま。
田舎町の巡査。いたってのんびり。
だが、自分の娘がおかしくなって。
その原因は、山に住み裸で肉を食らう日本人なのか。(国村隼好演)
日本人を告発する女。
娘は、隣のおばあさんを殺してしまう。
そこで、祈祷師を呼ぶことに。
起こる事件が、どれだけ意味を持つのか?
映画は、日本人が車に惹かれて殺されるが、生き返るところで終わる。
宗教が絡んでいるようにも見えるが、その意味するところは?
祈祷師が突然ゲロを吐くシーンが突然現れるが、そのゲロが止まらない。
毒キノコを食べて、苦しむ村人達は、この世のものとは思われない苦形相。
映画自体は、次から次へと展開する現象にあれよあれよと見ほれるばかり。
真相は、何なのか、すべてを疑えと映画は言う。
まさに、私が試される映画だ。