おすすめ度 ☆☆☆
「家政婦のミタ」「女王の教室」といった人気ドラマを多数手がけてきた脚本家・遊川和彦が、重松清の小説「ファミレス」を遊川自ら大胆に脚色し、初監督。
高身長の阿部寛と天海祐希が夫婦役に。
阿部寛演じる宮本陽平、なにごとも優柔でなかなか決められない性格。
一人息子が結婚独立したので、夫婦に危機が。
寝室の書棚にあった、漱石の書に妻が書いた離婚届が見つかる。
それから、陽平の不安な日々が。
これに絡んで、料理教室の女性問題や、中学校での母親とのトラブルを抱える生徒が絡んで、陽平は成長していく。
熟年離婚を逆手にとって夫婦愛を確かめ合う二人を恋妻家として演出。
コメディなんだけど、どこかテレビドラマ風。
最後は、ファミレスでのミュージカル風大団円。
熟年夫婦には参考になるかも。