おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
今や世界最高のハンバーガーショップ、マクドナルドの創業当時のエピソードの数々。
マクドナルド兄弟が築きあげた、スピーディなハンバーガー製法。
それは、テニスコートを使って念入りに作り上げられたアイデアだった。
このアイデアに目をつけたのが、シェイクミキサーの販売員レイ・クロック。
レイクロックは、マクドナルドと契約、強引にチェーン展開をし、成功を収める。
ただ、マクドナルド兄弟との契約が枷になって、思うように改良ができない。
そんな時、偶然出会った税理士にアイデアをもらい、不動産業として利益を得ていく。
いささか強引な、レイのやり方に不満がないではないが、実業家として欠かせない資質かも。
この、一見あくどくも、事業を成功させていくレイを、マイケルキートンが、わが意を得たりとばかり、怪演。
マクドナルド兄弟は、ニック・オファーマン、ジョン・キャロル・リンチが演じている。
創業者とビジネスマンとの決裂という普遍的なテーマを、マクドナルドという世界的ブランドを背景に描いて成功している。
マクドナルドの裏側を覗けて面白い。