「フレンチ・ラン」、CIAのアウトローと天才スリのバディコンビ映画！

おすすめ度　☆☆☆

アクション映画好き　☆☆☆★

イギリス・フランス・アメリカ合作

PG１２　冒頭、観光地での全裸歩行があります

タイムリミット36時間、映画の長さ92分、ぎっしり詰まったアクションムービーです。

次期００７の評判の高いイドリス・エルバがＣＩＡのはぐれ捜査官ライアーとして活躍。

相手役は、「シンデレラ」のリチャード・マッデン扮するスリのマイケル。

マイケルが掏った相手のカバンには爆薬が、おかげで、テロ実行犯として追われる羽目に。

警察を出し抜いて、マイケルを追い詰めたブライアン。この逃亡劇はまさにフレンチラン。

二人が共同で、犯罪捜査に。

ところが相手は大物だった。

この大物、二重三重の仕掛けがあって、目が離せない。

テロが、デモを引き起こし、果ては、銀行強盗へと犯罪は大きく。

一度は捕まるバディだったが、共同して難関突破。

ラストはイドリスのガンアクション。

まさにフレンチラン。

 

 

「ジムノペディに乱れる」、「日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の1作。

おすすめ度　☆☆

R18+　ポルノをうたっているのだから当然

日活ロマンポルノは、新生日活が低迷を打破するため、ポルノ路線を選択したことによる。

１９７０＝８０年代に製作された成人映画の数々。

気鋭監督の元、傑作も生まれた。

最近の大人映画の停滞を打ち破るべく立ち上げられた日活映画の新路線。

果たしての感があったが。

一作目の「ジムノベティに乱れる」は、なんとも愚作。

ただ、単に女の裸を露出しているだけ。ジムノベティは言わずと知れたエリック・サティが1888年に作曲したピアノ独奏曲。

この曲が流れると女が乱れるという発想。

植物人間となった妻がいながら、女との情事にふける映画監督。

板尾創路主演。行定勲監督。

釜山の映画祭に出品。

だが、韓国映画には、太刀打ちできないだろう。