ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち」、リードバレリーナの練習風景が!

2018-04-03 19:23:05 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆★

「ロパートキナ 孤高の白鳥」「至高のエトワール パリ・オペラ座に生きて」などバレエが題材のドキュメンタリーを多く手がけてきたマレーネ・イヨネスコ監督が、現役トップダンサーたちとその指導者、オペラ座バレエ学校の子どもたちの姿を通し、夢と伝統が受け継がれていく様子をとらえた。

したがって、練習風景が主体で、バレエの面白さを見たい人にはちょっと物足りないかも。

今までとりためたフィルムの蔵出し感あり。

ただ、教える側と教えられる側との会話で、オペラ座の伝統が受け継がれていく様がうかがえる。

登場人物は、マチュー・ガニオ、ウリヤーナ・ロパートキナ、アニエス・ルテステュ、オニール八菜等、夢を継ぐバレリーナが多彩。

パリオペラ座を盛り立ててきた人たちの熱意が伝わる。

そしてこれからの生徒たちを映し、今後に期待がかかる。

バレエに造詣が深い向きには貴重な映像なのだろう。


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「夜は短し歩けよ乙女」、黒髪の乙女に恋心を抱くさえない大学生!

2018-04-03 10:13:31 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

芸術的、文学的、目新しい映画好き ☆☆☆★

人気作家・森見登美彦の初期ベストセラー作品のアニメ映画化。

日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品。

オタワ国際アニメーション映画祭の長編部門でグランプリを受賞。

さえない大学生が、黒髪の乙女に恋をする物語だが、監督が「クレヨンしんちゃん」「ちびまる子」の湯浅正明だけに、アニメが独特。

ただ、大人版なので、京都の先斗町が出てきたり、春画が出てきたり、アダルト色満載。

舞台が京大とあって、京都のあちこちが背景になっている。特に古本屋のシーンはいかにも京都らしい。

一部ミュージカル風なんだけど、音程が外れていた、とっぴな絵作りで、まさにユニーク。

青春ものだが、べたな恋愛ものでなく、どこか片思い的でラブラブ感はない。

絵作りが斬新で、目新しさは抜群。

好みは、別れるかも。


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