おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)
スティーブン・スピルバーグ監督が、アーネスト・クラインによる小説「ゲームウォーズ」を映画化したSFアクション。
貧富の格差が激化し、多くの人々が荒廃した街に暮らす2045年。世界中の人々がアクセスするVRの世界「OASIS(オアシス)」に入り、理想の人生を楽しむことが若者たちの唯一の希望だった。
ゴーグル一つですべての夢が実現する新世代のVRワールド「オアシス」。
オハイオ州のスラムに住む若者ウェイド・ワッツもこの世界で楽しんでいた。
この「オアシス」の創始者が死んで、ゲームに勝って、三つの鍵を手に入れられれば、後を継げるという話に。ウェイドはこれに挑戦する。
この「オアシス」が実に多彩。日本のアニメを筆頭に、世界の名だたるアニメやコミック、映画のキャラクターが登場。まさに映画愛そのものだ。
そして、ゲームに登場する魅力的な女性。協力して立ち向かう仲間たち。
恋愛物語であり、青春物語でもある。
技術的には、今までの映画の集大成的なところがあるが、青春物語で盛り上げる。
「シャイニング」のオカルトまで巻き込んで、まさに集大成。
ゲーム好きには垂涎の映画。
140分怒涛の作品だ。