おすすめ度 ☆☆☆
SNSの進化により、こちらの意思にかかわらず、プライバシーが侵害される場合が想定される。
本映画は、そんな未来のSNSの怖さを描いた作品だ。
世界ナンバーワンのシェアを誇る超巨大SNS企業「サークル」、そこに就職したメイ(エマワトソン)。
カリスマ経営者のベイリー(トムハンクス)の目に留まり、抜擢される。
「サークル」が開発した超小型カメラによって、自身の24時間を公開することとなったメイは、あっという間に1000万人を超えるフォロワーを集め、アイドル的な人気を博していく。
だが、プライバシーの公開は、自分だけでなく、家族や友人のプライバシーをあけっぴろげにし、家族との疎遠や、友人の怒りを買ってしまう。
さらには、事故で友人をなくすことに。
一方で、犯人を捕まえたり、自らの危機を助けられたりいいこともあるのだが。
その後の展開が、ちょっとあいまいなのが惜しい。
カリスマ経営者のトークが、新興宗教っぽくて、現実味がわかないところも。