今回の台湾旅行の主眼は、九份。
台北から、車で小一時間。
夕景目当てなので、ラッシュアワーと重なる。
もともと、金山として開発され、19世紀後半から20世紀前半にかけて、栄華を極めたが、1900年半ばで金を掘りつくし、閉山に。
映画「非情城市」の舞台になり、再び脚光を浴びる。
その後、日本統治時代に建てられた古い建物が残ることから、どこか懐かしい雰囲気が漂う町並みは日本人に好み。
さらに「千と千尋の神隠し」に登場する湯婆婆の湯屋を彷彿させるとして話題に。
バスの駐車場から、険しい階段を上ると、まず、非常都市の舞台となった広場が。
さらに上ると、湯ばばの湯屋にたどりつく、ここまでくると、あふれかえる人に圧倒される。
わたしの携帯を盗まれた現場だ。
注)巻頭の写真は、ネットから。