おすすめ度 ☆☆
いかにもフランスらしいおしゃれなミュージカル映画。
だが、営利主義で、中国へ生産拠点を移そうとする、経営者に対して、職人技の靴づくりを守ろうと立ち上がった女職人たち。
その姿を、ミュージカルで描いて、暗い話を明るくしている。
ただ、もう一方のヒロインジュリーのお話が、ご都合主義で、ちょっとテーマとそぐわない。
色使いとか、音楽のムードとか、いかにもフランスらしく、エスプリが効いている。
監督は、本作がデビュー作となるポール・カロリとコスチャ・テステュ。
主人公のジュリー役にポーリーヌ・エチエンヌ。
ファッションの国フランスの職人主義をたたえる映画。
「闘う女」という勝負靴がかっこいい。