ひろの映画見たまま

映画にワクワク

医者になった気分の歯医者

2015-01-23 09:32:03 | 日記
最近、歯に穴が開いて、ものが詰まるので、歯医者へ行った。

行きつけではないが、よく利用する歯医者。

今回は、ただ、掃除して、詰め物をするだけで済んだ。治療時間は約30分。

で請求が、4200円、えっ、歯医者って儲かるんだ。(健保があるので支払いはもっと安い)

で代金請求の時に、今まで聞かれたことはなかった、他の病気について聞かれた。

適当に答えて、ある漢方薬について、必要な時だけ飲んでいるといったら、

薬は、医者の言うとおりに飲まないといけない。

副作用の問題とか、ほかの薬に変更するとか、病気の治療には、必ず医者の言うとおりに飲まないといけないといいだした。

歯医者だろう、そんなこと言われなくても、担当医と相談しながらしていることなのに。

何を勘違いしたのか、歯医者にも、既往症を聞く法律でもできたのか。

延々20分。それも立ち話。

治療時間に近い時間だ。歯医者もそうだが、俺にも時間は貴重なんだ。

よけいなお世話??


写真は、イメージ。


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「百円の恋」、安藤さくら渾身の力作

2015-01-22 18:49:18 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆☆

この映画が、松田優作と関係があることを、後で、公式ホームページで知った。

劇場公開の日本映画の劣化が激しい昨今の映画界では快挙の出来だ。

松田優作の出身地である山口県周南の映画祭で2012年に創設された松田優作賞(脚本)の第一回グランプリに輝いた本作。

この脚本に惹かれて集まった人たちで作られた。

そこには、自ら志願した安藤さくらがいた。

この映画は、ぐうだらで、その日暮らしの一子が、男性に恋をしふられ、どん底に落ちて、そこから立ち上がる、ボクシングによる起死回生物語だが。

そのギャップを演じきれる役者が必要だった。

もともと、ボクシングをかじった経験の安藤さくら。その意味ではぴったりだが、2週間の撮影の中で、そのギャップを埋めるという離れ業をやってのけたのだ。

トップシーンで、甥っ子とゲームにはげむ一子の後ろ姿は、象にたとえてもいいぐらいたるんでいる。肥えているだけなら張りもあろうが、だらしないのひとことだ。

そして始まる、百円コンビニのアルバイト生活。これがまたひどい。ただ、ここは、周りの人間のコミカルな展開だが、

そして、近くのボクシングジム。そこで黙々と練習する狩野を見染め、そこから再生へのスタートが切られる。

ふられてどん底に落ちて、選んだのがボクシング。

確かにボクシング、合法的鬱憤のはけ口だ。

おまけに、テストだとか試合とか、上昇の道がある。

かかんに練習する一子、その姿が、だらだらと対照的に素晴らしい。この辺は演出の妙か。

前向きに立ち向かう人の姿はカッコいい。だが、この映画は、簡単には勝たせてくれない。でも一筋の灯りを示して映画は終わる。

一途に、なぐり、はしり、立ち向かう一子の姿に、なぜか涙がこぼれる。


ボクシングのシーンも結構迫力がある。武正晴監督あっぱれ。
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「TOKYO TRIBE/トーキョー・トライブ」世界初のバトルラップミュージカル

2015-01-21 18:25:46 | 日本映画
おススメ度 ☆☆

ラップ好き、園子温好き、バトル好き ☆☆☆

園子温が近未来東京での、TRIBE(民族)の対立バトルを、ラップミュージカルで描いた怪作。

ち〇ぽが原因で、大の大人が対立、壮絶なバトルが始まる。

全編、異常なる雰囲気、ある意味でのファンタジーといえるかも。

なにしろ、主演の鈴木亮が、その肉体美を誇示して、おまえのち〇ぽが小さいとほざきまくる異様さ。

もうひとりの影のヒーロー竹内力。ヒロミくんそのままに、疑似ち○ぽを手に持ちしごくあほらしさ。

女の裸もふんだんに、叶美香が窪塚洋介に乳をもみしだかれるは、洋介は裸の女性の椅子を愛用するは。

一方、バトルでは、美少女がパンツ丸出しでキックバク天で男に立ち向かうわ。

そして、全編音楽はラップ。有名ラッパーが結集して、盛り上げたから、せりふはほとんどがラップ。

扇風機ミンチまで、繰り出して、園マジックは、とどまるところを知らない。

とりあえず、全編こんな調子だから、

正統派映画ファンは、当然そっぽ向き。

だがしかし、新しいといえば新しい。

園自身、気乗りのしない映画だったらしいが、客観的に作れてよかったと。

おかげで、感情移入などできるわけもなく、ただただ、あきれるばかり。

それがこの映画のノゾミなのだ。
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愉快犯にいじわるされる。メールが暴発!

2015-01-21 15:54:21 | 日記
別のブログで、朝まで生テレビやたかじんのそこまで言って委員会の視聴後の感想や

読んだ本の感想などを掲載しているが、

そのブログに、突然、あなたのブログファンですという、コメントがあり、

そこに、メールアドレスがあり、悩みを聞いてほしいみたいな感じ。

何気なく興味を持った私は、メールを送ってみた(馬鹿だねお前は)

早速返事が来て、いま岡山にいるという、28歳医療事務をしているという。

私のことを教えてくれというから、適当に答えたら、

なんと、住所が私の近くだと言う。映画を見るといったら、映画の後でという。

怪しいなと思いながら

先方は、元夫の暴力で困っているという。

なぜかブログを書いているので見て欲しいという。

そのブログは、元夫の追及を逃れるためセキュリティがきついという。

ますます怪しいのだが、

ブログを見たいといったのが運のつき。

突然、会員制の女性紹介のサイトへ誘導される。

そして、目くら撃ちのメール攻撃。

お蔭で、メールはダウン。

くれぐれも、変な人には、メールをしないこと。

写真は、見本、記事と関係ありません。

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「シンシティ 復讐の女神」、欲望が渦巻く悪の町シンシティで繰り広げられるリベンジ

2015-01-20 18:02:53 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆

アメリカンコミック、悪のバトル好き ☆☆☆

R+15

2005年、その乾いたモノローグの映像と、ドロドロした悪の町の雰囲気とヒーローヒロインの美しさを描いた「シンシティ」は、今までにない映像表現で、賛辞を浴びた。

それから9年、ほぼ同じメンバーでその続編が作られた。

冒頭から、ミッキーロークの仮面をかぶったような不気味ないでたちと、そのアンダーグランドな声と振る舞いに前作をしのぐかと思わせたが、意外に前作を超えられなかった。

前から引き継いだ、ストリッパーの復讐劇がメインなのだが、話が散漫になって、ほかにお株を取られてしまった。

話が、四つのストーリーからなり、それぞれが一応完結するので4つの物語なのだが、物語の時系列は前後しちょっとわかりづらい。

中で、新しく加わった、ギャンブラージョニー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が、町のボスロアークにポーカーで勝負を挑むシーンは、勝負に勝って、ゲームに負けるって感じでなかなか凝っている。

また、新しく登場した魔性の女エバ(エヴァグリーン)、全裸で登場するシーンは数多く、やはり光っているシーンだ。

そのバイオレンスは、血しぶきは勿論、首がぶっ飛ぶなど痛さは半端でない。

だが、モノクロの映像は、グロさを薄め、アクションのみが目立つ。

前回少女だったナンシーが大人になって、色気を振りまくが、そのバイオレンスもすごい。

とにかく究極の刺激とされた、前作を追う出来になっており、活劇ファンは、見逃せないだろう。





ミッキーロークの勇姿
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「王の涙 イ・サンの決断」、李朝500年の歴史に刻まれた名君イサンの物語

2015-01-19 16:59:43 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆

韓国映画・時代劇映画好き ☆☆☆☆

韓国の歴史を描いた重厚な作品。

物語自身は、王と反乱軍の戦いだが、その背景をじっくり描いた作風で、後半こそ戦闘シーンがすばらしいが、それまでのじりじりしたサスペンス的な展開が見事。

祖父が父を殺し、孫に王位を継がせる。

ために、祖父の妻、王のたった7歳年上、その彼女を後ろから支える老論派。彼らはいつも王の命を狙っている。

王のそばには、宦官の尚冊がいて、王の書庫番をこなす。

一方、元から王暗殺のために闇商人に育てられるカプス。

ちょっと人物関係が複雑で、当初は戸惑う。

しかししっかりした、人物描写で、おかげで、長時間ものとなり。ドラマは重厚に。

この辺の歴史については、テレビドラマがよく描写しているらしいが、そちらは未見なので、ちょっと、置いていかれる。

王なんだから、圧倒的にえらいのかと思うとそうでないところが、韓国。

ドラマ作りは得意で、ラストは盛り上がる。

除隊後第一作というヒョンビン。肉体美を披露して、貫録を見せる。
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「春を背負って」、1年がかりで撮った立山連峰が美しい、そこで生活する人も

2015-01-18 17:56:39 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

山岳・家族愛ドラマ好き ☆☆☆☆

「剣岳 点の記」を撮ったカメラマンの木村大作の作品。当然撮影も担当。

山崎まさよしの主題歌をはじめ音楽も気持ちよい。

物語のどこも、善人だらけで、悪い気はしない。それぞれに悩みを抱え、それを解決していく成長物語だ。人と人のつながり、そんなことを考えさせてくれる映画。

立山連峰の3000mを超える大汝山に建つ山小屋が舞台。父が救難中の事故で亡くなった後、東京でバリバリ働いていた亮、後を引き継ぐことを決める。

山小屋で働いていた若い愛、それに手伝いをしていた山男の悟郎。3人で山小屋を切り盛りすることに。

亮は、最初慣れずに愛や悟郎に頼ってばかりだが、徐々に成長、終わるころにはすっかり山小屋の主に。

遭難しかかる人が出て、その救助が大きな山場で、それ以外は、人々のつながりの描写で淡々と物語は進む。

ただ、それぞれがいい人ばかりなので、その行動に癒される。

特に、病身の悟郎を背負って山を下りるシーンは感動ものだ。

日程の関係でDVD鑑賞になってしまったが、劇場鑑賞すればより自然が楽しめたことだろう。

松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司、小林薫、檀ふみらベテラン俳優が山の撮影に挑んでいる。
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「バトル・オブ・ライジング」、コールハースの戦いを映画化

2015-01-17 19:53:33 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆

フランス・ドイツ合作 劇場未公開 WOWOWで公開。

2013年度のカンヌ映画祭に出品された本作は、高い芸術性と力強さ、そして名優たちの好演が大きな話題を呼んだ。翌月のブリュッセル国際映画ではグランプリを始め4部門を制覇。アートとエンターテイメントを兼ね備えた傑作として、その評価を不動のものとした。

事実を基にした、19世紀のドイツの作家、クライストの小説「ミヒャエル・コールハースの運命」を映画化したもの。

16世紀のフランス。ミシェル・コラース(馬商人)、理由もなく領主に馬を取られてしまい、不当だと訴えを起こすが、逆に妻が捉えられ強姦の末、殺されてしまう。

同じような領主に苦しめられている人々を集めて蜂起し、命がけの戦いを挑む。街を焼打ちにするなど、国中を恐怖に陥れます。

王妃のとりなしで、裁判が開かれ、勝利するが、自らも罪を受け入れる。

重厚な作りで、中世のフランスの地方の苦しみを描くが、日本には、なじみの薄い物語で、分かり難いところもあり、鑑賞は苦しい。

『偽りなき者』でカンヌ主演男優賞を獲得したマッツ・ミケルセンが男臭さを見せ、彼のファンなら一見の価値はある。
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NHK朝ドラ 「マッサン」佳境に入る

2015-01-17 09:07:43 | ドラマ
朝ドラ「マッサン」


嫁の話でなく、マッサンの一大転機。

今朝のシーンでは、鴨居社長。(これサントリーの社長ですよね)

マッサンがいよいよ北海道で独立したいと動き出したが、どうしても資金が必要、金貸しに頼るも全額は出してもらえず、自分の勤める会社の社長に出資を頼むシーン。

堤真一が、鴨居を演じるが、迫真の演技。

マッサンに経営の何たるかを諭し、ポントお金をそれも手切れ金だとして、呉れる。

まあ、男の話の圧巻だった。

堤真一も「神様はバリにいる」で怪演を見せているみたいだが、真剣映画で勝負してもらいたい。

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「Return ハードバージョン」、やくざ映画風な

2015-01-16 17:27:01 | 日本映画
 おススメ度 ☆


ツタヤ準新作100円、安いので見逃した作品を探していると目についたのが本作。

一応 2013年作品。

うたい文句に「モントリオール世界映画祭 受賞監督 最新作」。

すなわち、原田真人監督によるハードアクション。

演じるは椎名桔平。

これは借りずにおくまい。

でも失敗だった。

原田監督の前作「KAMIKAZE」の続編として評価する人もいますが、何しろ、意味不明な場面が多く。東日本大震災の後遺症を描いてもいる問題作なのですが。

よくないのは、意味不明なシーンの長回しです。

ラストになって、アクションシーンもちらほら見かけ締まってきますが、それでも、バーベキューという変な終り方。

アルゼンチンやブラジルなど国際的な雰囲気を出しながら、生かし切れていない。

そもそも、この映画はHulu向けの第1回作品で、8話の物語を劇場用にまとめたもの。縮めるのに無理をしたのか?

まあ、とても人様に勧められない。



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