ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「アバンダンド 太平洋ディザスター119日」、実話の映画化、奇跡的に生き延びた船員たち!

2017-01-11 19:13:29 | 映画

おすすめ度 ☆☆★

ディザスター映画好き ☆☆☆

一部劇場で公開

ニュージーランド映画

男たち4人は、三胴船という3つの船体を並列に繋げた構造のボートで、トンガを目指した。

大嵐の中、錨をおろしてしまったがために、船体がひっくり返ってしまい、航行不能に。船室の天井が床になってしまった。

無線も使えず、ただじりじりと待つばかり。

で、4人が工夫して、サバイバル。

港では家族が心配して、飛行機などを使って捜索するも見つからず。

結局、119日を生き延びるという英雄物語だ。

途中、乗組員同士が争ったり、水や魚の捕獲を工夫したり、バラエティに富んでいる。

大嵐に歯向かうアクション映画と違って、あくまで、サバイバル映画だ。

ドミニク・パーセルが主演

 

 

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「葛城事件」、葛城は架空だった。

2017-01-11 09:55:15 | 日本映画

「葛城事件」がDVD化されたので、さっそく見てみた。

二度目なのだが、まったく新鮮。

監督の赤堀雅秋さんは、劇団「THE SHAMPOO HAT」で活躍する方で、この映画は、その舞台の映画化です。

ただ、舞台の方は、付属池田小学校で起きた無差別殺人事件がモチーフですが、映画の方は、ほかに「土浦連続殺傷事件」「秋葉原通り魔事件」「池袋通り魔殺人事件」を参考にして作り上げたそうです。

舞台では、監督が父親役をしていますが、映画では三浦友和さんが演じています。

また、舞台では殺人を犯す次男を新井浩文さんが演じていますが、新井さんは、映画では長男役です。

「葛城事件」と聞くと、実在の事件の名前かと思いますが、名前は仮想です。

それにしても、なぜここまで引き付けるのでしょうか。

それは、日本の、人間の闇を徹底的についているからでしょう。

ただ、あまりにも暗いので、玄人の評価は分かれるのでしょう。

いるいる、こんな父親。

いま改めて身につまされる映画でした。


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キネマ旬報 ベストテン発表 一位は、「この世界の片隅に」

2017-01-11 09:04:33 | 映画

キネマ旬報 2016年 ベストテンが発表された。

「この世界の片隅の」が、ベストワンに選ばれたのは、ちょっとびっくり。

「シンゴジラ」、「淵に立つ」「ディストラクションベイビーズ」が続く。

主演女優賞は宮沢りえ、男優賞は柳楽優弥

外国映画は、「ハドソン川の軌跡」、監督クリントイーストウッド。

 

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「MERU メルー」、ヒマラヤメルー峰シャークスフィン登頂のドキュメンタリー!

2017-01-10 18:09:07 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

山岳映画好き、山岳写真好き ☆☆☆☆★

最近、エベレスト登山をテーマにした映画を何本か見たが、本作は、正真正銘の登山映画だ。

まっこと、今年の正月映画は不作だったが、本作はとびぬけている。

「ナショナル・ジオグラフィック」の山岳カメラマンが、自らカメラを担いで登山、撮影をしたまさにドキュメンタリー。

したがって、映像がきれい。小型カメラでもこれだけきれいに撮影できるようになったのだ。

メルー、それは切り立った山、クライマーにとっては垂涎の山だが、それだけに危険が潜む。

3人のクライマー、コンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズターク、その絶妙のチームワーク。

初めからもくろんだわけではないだろうが、第1回目のチャレンジで、日にちを延長してのトライ後の挫折。

その後の、それぞれの国での出来事。

そういったものが、この映画に厚みを与えている。

もちろん、最後は成功するのだが。

困難に挑戦する人間の崇高さみたいなものが感じられる。

ちなみに、日本の登山家花谷康弘さんも、一度はけがでリタイアしながら再挑戦している。


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ゴールデングローブ賞決まる。メリルストリーブさん、トランプ次期大統領を痛烈に批判!

2017-01-10 08:35:06 | 映画

ゴールデングローブ賞授賞式が行われ、受賞作が発表された。

ラ・ラ・ランドが圧倒的な強さを見せた。アカデミー賞最有力候補。

コメディー・ミュージカル部門

ラ・ラ・ランド 作品賞・男優賞(ライアンゴズリング)・女優賞(エマ・ストーン)・監督賞(デイミアン・チャゼル)・脚本賞・作曲賞・主題歌賞

ドラマ部門 作品賞 ムーンライト

      男優賞 ケイシー・アフレック 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

      女優賞 イザベルユベール 「ELLE」

外国語映画賞 ELL(フランス語)

アニメ賞 ズートピア

なお、「セシル・B・デミル生涯功績賞」を受賞した女優メリル・ストリープさん、受賞の挨拶で、トランプが演説で、障碍者の物まねをしたと痛烈に批判。

トランプ側は、マネしていないと主張しているが、テレビ映像であきらか。

ハリウッドは、アンチトランプで固まっているようだ。


 

 

 

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「嫌な女」、黒木瞳初監督作品。

2017-01-09 17:32:53 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

女性映画好き ☆☆☆

製作費は10億とか、回収が難しいとか、事務所の社長がなくなり、自分で事務所を立ち上げ、その後思うようにいかないとか、あらぬ噂話がにぎやか。

黒木瞳主演でドラマ化された桂望実の同名小説を映画化。

黒木が演じた、堅物弁護士を吉田羊が、人をだましては裁判沙汰になる従妹を木村佳乃が演じている。

堅物弁護士が、詐欺まがい従妹の弁護をするうちに、彼女の良さがわかり、成長していく物語。

二人の女優の演技合戦が見ものだが、黒木監督の思い入れで、嫌な女もろだしとなり、ちょっと引く場面が。

女性による女性のための女性の映画なのかもしれない。

女性が見ればまた違った面白さが見いだせるのかも。


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「John and Jane Doe ~戯れる唇、交われない性~」、坂上忍の実験的映像!

2017-01-09 13:07:59 | 日本映画

おすすめ度 ☆★

坂上忍好き、ちょっと変わった愛の映画好き ☆☆☆

R18+ 81分の中編。

子役から出発し、今はテレビの司会者などを務める坂上忍。

彼の第三作目の映画。

2004年に劇場公開されていたが、今回DVDで販売・レンタルされることになった。

その辺のいきさつは、同時に採録されているインタビューに詳しく語られている。

三つの話が、同時進行的に進み、途中何回も同じ映像が繰り返し挿入されるので、話がつかみにくい。

俳優も知らない人が出ているので、何の話かつかむのに苦労する。

日本、韓国、サイパン、それぞれの男女の裏話。

中盤で、セックスシーンがあるが、三つの話が交互に挟まるので、散漫。

一応、かなり激しいセックスシーンではあるのだが。

ほかに、サイパンの二人の女の、裸シーンはふんだんに出てくる。

前衛的といえば前衛的なのだが。

ちなみにタイトルの「John and Jane Doe」、身元不明人の男と女の名前。

音楽は、元<東京少年>のリードギタリストの手代木克仁と、浜崎あゆみのアレンジメントなどで活躍する泉谷隆洋のコンビが担当。

 

 

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「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」、宮藤官九郎の地獄コメディ!

2017-01-08 18:06:19 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

クドカン好き ☆☆☆★

宮藤官九郎オリジナルの地獄ミュージカル。

高校生のバス旅行中の事故で、死んでしまった大助。

天国へ行けず、地獄へ。

そこで出会った農業高校のロックボーカル&ギタリスト赤鬼キラーK。

好きだった同級生のひろ美ちゃんとキスもしていなかったことにきづき、猛特訓を受け現世に戻される。

ところが、昆虫や動物の姿で戻されるので、てんやわんや。

おまけに、現世と地獄では時の進み方が違うので、ちぐはぐ。

果ては、天国に行けるのだが、そこは思っていた天国ではなかった。

仏教でいう輪廻転生、地獄の姿が、映像化され、

この話をしらない若者たちには貴重な作品。

ちょっと下世話な話の連続でうんざりするが、ハチャメチャ好きならOKかも。

大助には、神木龍之介、赤鬼キラーKには、長瀬智也が扮し熱演。

 

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「チェイス・ダウン 裏切りの銃弾」、猟奇殺人事件を追う刑事!

2017-01-08 14:45:03 | ドイツ映画

おすすめ度 ☆☆

サスペンス・警察映画好き ☆☆☆

劇場未公開

元警察官の肩書をもつ小説家クレイグ・ラッセルの人気作を映画化。

猟奇的犯罪を描いたクライムシネマ。

頭の皮をはいで保存するという、ショッキングな映像。

ちょっと、狂気じみた母子が、犯罪にかかわっているとみられる展開があり、80年代に活躍した過激派集団が絡んでいたことがわかる。

刑事の娘の安否が気遣われたり、同僚女刑事のトラウマ問題とか、脱線部分も。

原作者は、スコットランド出身だけに、北欧っぽいつくりだが、あくまでドイツ映画。舞台はハンブルグ。

基本刑事ものだけに、アクションサスペンスだが、サド系の作品の割には、描写は控えめ。

ミステリー映画としては普通の出来。

 

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「3時間/THREE HOURS」、元凄腕エージェントのシングルマザー、わが子を取り戻すために大奮闘!

2017-01-07 17:44:18 | 映画

おすすめ度 ☆☆

アクション映画好き ☆☆★

アメリカ、スペイン、イギリス、モロッコ合作

誘拐事件発生から3時間以内に見つけねば、保護できる可能性は25%以下 ということからつけられた日本版のタイトル。

シングルマザーのリサは、生まれたばかりの愛娘リサと異国の地にやってくる(モロッコか?)。

そして海辺で休むうち、売り子に声をかけられ、そのすきに娘をさらわれてしまう。

誘拐されたのは、ある政治家との間に生まれた娘で、警察にも相談できない。

そこで、リサは元エージェントで、要人保護の訓練を受けた経験があり、犯人を突き止め、追いかけるが、犯人の一人を殺してしまう。

今度は、殺人の罪で警察から追われる身に。

サスペンスフルな展開なので、一応引き付けられますが、ヒロインには、あまり花がありません。

結局、国際的な幼女誘拐事件なのですが、黒幕はなんと??

新しいヒロイン誕生とまではいきませんでした。

 

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