ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「怪盗グルーのミニオン大脱走」、ミニオンも活躍してますよ!

2017-07-24 18:09:22 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞:吹き替え版)

ミニオン好き ☆☆☆★

ユニバーサル・スタジオとイルミネーション・スタジオによる人気アニメーション「怪盗グル―」シリーズの第3弾。

ユニバーサルスタジオのせいもあって、ミニオンは今や大フィーバー。

だが、この映画、怪盗グルーの物語であって、ミニオンの映画ではない。

だが、ミニオン人気を逃すべくもなく、ちゃっかりミニオンシーンもたっぷりある。

主人公グルーは、結婚して、怪盗から足を洗って反悪党同盟に加入。

一方、双子のドルーがいることがわかり、彼がまた父の遺産でおお金持ち。

80年代ファッションに身を包んだバルタザールが今回の悪役。

巨大ロボットに変身、力を発揮します。

まずは巨大ダイヤの争奪戦。

空を飛んだり、町を破壊したり。

その間に、ミニオンが、刑務所から大脱走。

まあ、アイデア勝負の大合戦。

鶴瓶がグルーの声を担当しているが、双子の兄弟も担当で大忙し。

日本版の声優に大物俳優が出演、力の入れようがわかります。

まあ、期待を裏切ることはないでしょうが、特別に面白くもありません。

ま、夏休みの定番か。

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「ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男」、アメリカ南北戦争時に、立ち上がった男の物語!

2017-07-23 17:03:17 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

PG12 グロいシーンがあります。

南北戦争時、南軍の衛生兵として戦ったニュートン・ナイト。

戦争の不合理さを身をもって感じた彼は、死んだ甥の死体を家に持ち帰り、農民を虐待する南部軍に歯向かい、脱走兵として追われる身に。

湿地帯にかくまわれるが、やがてそこに住む脱走兵や奴隷たちを束ね、南部軍と争うことに。

この辺は、少数人で正規軍をやっつけるやや痛快な場面が続く。

しかし、その後は、多勢に対抗しきれず、発展はなく、やがて南北戦争は北軍の勝利に終わる。

ニュートンナイトは、実在の人物だが、小説などを題材にしており、脚色部分が多いと思われる。

一方、物語は、孫の代の結婚差別の話にまで及び、ややダレル。

KKKの襲撃など、黒人差別の問題は根深い。

「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒーがナイトを演じており、なかなかの好演。

だが結局アカデミー賞のノミネートはなく、興行成績もいまいちだとか。

リンカーンが、理念の人であったが、ナイトは、地でいった、奴隷解放(黒人女性と結婚)者として、今に生きる。

それにしても、このような歴史があったことが知れて、アメリカの複雑な事情がうかがわれる。


 

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「標的の島 風(かじ)かたか」、沖縄の基地問題を取り続けている三上千恵さんの第三作!

2017-07-22 17:38:48 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

沖縄の基地問題は、日本のくびきだ。

監督の三上千恵さんは、元毎日放送のアナウンサー。阪神大震災で活躍したらしい。

その後、琉球朝日放送へ移り、ドキュメンタリーを手掛け、それが発展し、映画を作り続けている。

沖縄に腰を落ち着け、じっくりとした作品に仕上がっている。

当然、基地闘争が前面に描かれるが、その攻防はまるでドラマのようだ。

内地では、ここまでの映像は流されていないので貴重だ。

沖縄は、第二次世界大戦で、唯一本土決戦を強いられた過去を持ち、それがまず根本にある。

ただ、この映画の素晴らしいのは、沖縄の文化を描いているところだ。

その文化が、映画の嘆きに反映され、相乗効果で盛り上がる。

たくさんの人に見てもらいたいが、残念ながら、観客の多くが年配者だ。

一方で、最近の若者たちの感覚では、この映画は素直に受け取れないかも。

安全保障といっても、こうやって沖縄に基地負担を強いながら、日本の防衛のためにはと考えるのだろう。

 

 

 

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「ホワイト・バレット」、病院で繰り広げられる大アクションムービー

2017-07-21 18:30:40 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆★

ジョニートー好き ☆☆☆★

香港ノアールアクション映画の巨匠、ジョニー・トーが、自らの製作会社20周年を記念した映画。

さすがトーさん、ラストへ向け様々な種を振りまいて

一気に見せる病院でのぶっ飛びスローモーション活劇。

物語を簡潔に見せるために、主役を3人に絞り込み、

それぞれに訳ありの人生を背負わせ、最後に絡み合う痛烈アクション。

強盗団のチョン、頭を打たれ重傷。最初は手術を拒否。(ローホイバン)

部下が誤ってチョンを撃ち、自責の念が。(ルイスクー)

手術の失敗で落ち込む女医師。(ビッキーチャオ)

それぞれ癖があって、なかなか感情移入しにくいが、ラストはそれなりに終わる。

 

 

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「君と100回目の恋」、シンガーソングライターMiwa主演のラブストーリー!

2017-07-21 12:21:10 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

Miwa好き ☆☆☆★

シンガーソングライターMiwaのための映画。

ラスト、オリジナルの曲を歌い上げる。

恋人の陸は、幼馴染で、同じバンド仲間。

この陸が、時間を巻き戻せる能力を持つのがみそ。

主人公葵海は、野外コンサート当日、終演後、帰り道で車にはねられ死んでしまう。

恋人の陸は、何とか、彼女を生きさせようと、タイムループを使う。

そして、そのたびごとに葵海と陸の恋愛感情は盛り上がっていく。

ラブラブムード満載だ。

非常に丁寧に作っているのと、歌のシーンが多く、ドラマ部分を圧迫している。

ドラマと歌がうまくコラボしていないので、時間が長く感じる。実際は116分だ。

周りのバンドメンバーも、若者揃いで、青春は感じさせる。

Miwaの歌が好きなら、もってこいなのだが。

陸役は坂口健太郎。

マンガが原作の多い昨今、これはオリジナル脚本だ。それだけ、映画に熱は入っているのだが。

 

 

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「天使にショパンの歌声を」、閉鎖寸前の音楽学校!天才少女のピアノ演奏!

2017-07-20 20:01:25 | カナダ映画

おすすめ度 ☆☆

クラシック音楽好き ☆☆☆

邦題は、映画を現していない。

第18回カナダ・ケベック映画賞(2016)で作品賞を含む最多6部門に輝いた作品。

修道院が経営する音楽学校。

経営の危機に陥り、閉校の憂き目に。

校長は、音楽をみんなに見てもらえばと奮戦。

問題児の姪がやってくる。

だが、彼女は、クラシックピアノの天才。

クラシック音楽の数々と、ケベックの美しい風景。

修道院という古いイメージを一新。

ダンスも踊る。

そんな、古風な田舎の学校に新風を吹き込んだ映画。

クラシックファンには、ふんだんな音楽描写がたまらない。

カナダ映画の望みだ。

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「クリミナル 2人の記憶を持つ男」、ケビンコスナー大活躍のアクション!

2017-07-20 10:48:53 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆

アクション映画好き ☆☆☆★

ケビンコスナーが、御年60歳ながら、衰えぬアクションシーン。

優秀な諜報員の脳を、手の付けられない罪人の脳に移植。(まだ、現在は不可能らしいが)

その記憶を利用して、ハッカーの居場所を突き止める任務を与えられる。

頭が痛いといっては逃走、だが、肝心の任務について認識。

ハッカーの居場所を突き止める。

その間に、二度も諜報員の家庭を訪れ、妻と子供に取り入る。

ふたりの記憶を持つ男、手術をした医者、その記憶を利用しようとする捜査陣。

謎のハッカー、ハッカーを利用して、事を起こそうとする集団。

それぞれの思惑で、動くので。やや複雑。

だが、なんといっても、暴力的な男を演じたケビンコスナー。

最後は、いい父親を演じて、万々歳。

自らを攻撃するミサイルもアイデアもの。

公開時の映画館が少ない。

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「マン・ダウン 戦士の約束」、アフガン戦争で病んだ兵士の物語!

2017-07-19 10:13:45 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

病んだアメリカの現実を見たい人 ☆☆☆★

アフガン戦争に、海兵隊として志願し、参戦。PTSDを患った兵士の物語。

PTSDを患ったあとの、アメリカの場面が挟まれるので、いささかわかりにくい映画。

冒頭の回顧シーンで、海兵隊に入隊、仲のいい友達と二人の世界が小気味よく描かれる。

だが、アフガン戦争に参加するころからスローダウン。

戦争を終えて、面接官とPTSDに関する尋問を受けるシーンが冒頭から続くが、かなりつらいシーンの連続。

アフガニスタンでのビル攻撃の迫力あるシーンもあるが、

そして一旦制圧したと思っていた矢先、民兵に攻撃され反撃。

ところが、それは母子だった。

自らの家族と重なり、これがトラウマに。

さらに、妻と友人の愛人関係が発覚。

愛していた家族の裏切り。

そして、衝撃のラスト。

まあ、アメリカの闇、現代の戦争の悲劇。これらと真摯に向かう態度が胸を打つ。

タイトルバックに流れる、アメリカ兵士の現状。

日本では、上っ面しか報道されないので、この映画を見ると余計心が痛い。

 

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「カーズ クロスロード」、カーレースのアニメ映画の3作目

2017-07-18 18:03:25 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

カーアニメ好き ☆☆☆★

吹き替え版しかやってなくて、吹き替え版で鑑賞。

車を擬人化したカーアニメ。

もう3作だから、結構人気があるんだ。

車の擬人というのに引っかかって、ちょっと引いてみていたが、

周りの子供たち、結構楽しんでみている。

子供には、興味が尽きないのか。

今回の話は、年配の車の引退話で、むしろ、退職まじかのおじさん達に受けるのかも。それを子供が楽しめるとは。

新しい車が出てきて、追い抜かれてまう。

そこで、鍛えなおしてレースに挑むのだが。

なんか、友情物語のような終わり方。

それはそれでいいのかも、

でも、気持ち的には、ひっかかる。

 

 

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「ひかりをあててしぼる」、新宿渋谷エリート殺人事件にヒントを得て映画化。一種のホラー映画。

2017-07-17 17:32:01 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

夫を殺しばらばらにして遺棄した事件、ホラー映画好き ☆☆☆

アメリカの批評サイト「Hollywood Investigator」が主催するホラー映画賞「Tabloid Witch Awards」で、最優秀作品賞と最優秀女優賞をダブル受賞。

憶えておいででしょうか、2006年、渋谷区富ヶ谷のデザイナーズマンションにおいてワインのビンで夫・祐輔さんをめった打ちにして殺害した。彼の頭には8ヵ所の挫創と亀裂骨折が刻まれていたという。

被告三橋歌織、懲役15年の判決が確定している。

この事件をヒントに舞台劇を主宰していた坂牧良太さんが、脚本(共同)・監督した映画。

夫からのDVがあり、狂った男女関係の成れの果て。

加害者の妹と友人の巧をたくみに絡ませて、男女の機微を描いている。

夫をワイン瓶で殴って殺し、倒したクローゼットに土を詰め、のこぎりで解体する、まさに狂気とホラーの極致。

演出も、ホラー度を狙っており、心理的な怖さを狙っている。

そして、主演女優の派谷恵美さんが、実にいい演技をしている。

殴られて笑っていられる主人公を、素か演技か、その笑顔が怖い。

DVと殺人という暗い映画だけに、苦手な人もいるのでは。

 

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