ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「アリー スター誕生」、レディ・ガガ主演のスター誕生物語です!

2018-12-25 17:25:14 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

音楽映画好き ☆☆☆☆

PG12

ボヘミアン・ラプソディが近々に公開されたので、実録物かと思ったが、そうではなく、1937年に製作された「スター誕生」の4度目のリメイク版だ。

レディ・ガガ主演で、まざに彼女のスター誕生だ。

相手役と監督をブラッドリー・クーパーが務めている。

音楽業界でスターになることを夢見ながらも、自分に自信がなく、周囲からは容姿も否定されるアリーは、小さなバーで細々と歌いながら日々を過ごしていた。そんな彼女はある日、世界的ロックスターのジャクソンに見いだされ、等身大の自分のままでショービジネスの世界に飛び込んでいくが……。

ライブシーンを実際にロックフェスのステージで撮影したというだけあって、その躍動感は素晴らしい。

ガガという稀有の歌唱力を持つ歌姫が演じることで、迫力が違う。

そして、物語は、二人の結婚後、ジャクソンが難聴で、歌えなくなり、そのストレスで、酒、麻薬に溺れていく、音楽界にありがちな没落人生を歩むことになる。

中盤での盛り上がりがすごいだけに、後半は尻つぼみ。

ラストの歌も盛り上がらない。

実録でないのなら、もっと工夫があってもよかったのでは。

まあ、ガガさんのすばらしさに堪能させられる。

 

 


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「女と男の観覧車」、ウディ・アレン監督、ケイト・ウィンスレット主演、どろどろ恋愛人生です!

2018-12-24 16:23:20 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

ウディ・アレン好き、ケイトウィンスレット好き ☆☆☆★

1950年代ニューヨークのコニーアイランドが舞台。

カメラが美しい。海水浴場だが、観覧車があり、射的場があり、一時の娯楽王国だ。

回転木馬の操縦係を夫に持つ子連れの妻ジニー。海岸で監視員のアルバイトをしながら劇作家を目指している若い男ミッキーと不倫していた。

そこへ、ギャングの夫をもつ夫の連れ子キャロライナが帰ってくる。

レストランのウェイトレスをしているジニーと一緒に働くことに。

この映画は、中年おばさんの、恋愛感情がメインの映画。

アレンの演出とケイトの演技が、ぎりぎりと、この女の煮詰まり方を描いていく。

不倫は、恋というより、今の生活からの逃避が目的だが、女のさがが、嫉妬を呼び覚まし、恋心を燃え立たせる。

ちょっと感情移入しにくいタイプの出演者たちなので、映画は明るいのにドロドロしている。

演出と演技はアカデミー賞並みだが、結局不発。

でもその力は、賞に値する。




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「となりの怪物くん」、胸キュン青春映画です。

2018-12-23 18:31:06 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

青春映画好き ☆☆☆★

大人気コミックスを菅田将暉×土屋太鳳の豪華W主演で実写化した青春恋愛映画。

そもそも「怪物くん」とは、原作の通りなのだが。

成績優秀、一流会社の御曹司、ゆくゆくは社長。

そんな、彼が高校入学早々、暴行事件を起こし、そのまま、不登校。

プリントを家に届ける役を仰せつかったのが雫。

彼女もまた、がり勉で、友達知らず。

二人にはそれぞれ、家庭に問題を抱えていた。

この高校生二人を、菅田将暉25歳、土屋大鳳23歳が演じる。

とても高校生とは思えない年齢。

そこで、回想シーンということに。

二人は、演技派だけに見せてしまうのが憎い

「君の膵臓をたべたい」の月川翔が監督。

だが、高校生映画の域は出ていない。












「君の膵臓をたべたい」の月川翔が監督


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「愛欲のプロヴァンス」、新たな恋人と昔の恋人、プロバンスは愛欲の街!

2018-12-22 17:24:36 | イギリス映画

 

おすすめ度 ☆☆

官能映画好き ☆☆☆

劇場未公開

情熱の国スペインより新たなるミューズの出現! 
ピアニストと若き美貌の恋人との性を鮮やかに、そして淫靡に奏でる珠玉の官能ドラマ! 

スペイン・マドリード国際映画祭で作品賞・助演男優賞を受賞

場所は、プロバンス。

若き恋人と過ごすべく訪れた別荘。

そこはかって、若き恋人と過ごした記念の場所。

妻とは冷え切った関係。

そんなところに歴史学者と名乗る青年が、

やがて、衝撃の事実が明らかにされる。

プロバンスのきれいな風景、

スペイン出身の気鋭の若手女優シャルロット・ヴェガ演じるソフィア。

昔の恋人は瓜二つ。奔放な、セックス。

恋の行方は?


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「斬、」、ベネチアが喝采した塚本監督の時代劇!

2018-12-21 19:13:28 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

塚本晋也作品好き ☆☆☆★

PG12

250年にわたって続いてきた平和が、開国か否かで大きく揺れ動いた江戸時代末期。

江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄される浪人の男と周囲の人々の姿を通し、生と死の問題に迫る。

戦に備え日々研鑽する杢之進。

浪人と果し合いをする剣士を見てしまう。

剣士に動乱に参加するように誘いを受けるが、野武士たちの侵略を受ける。

木刀ばかりで、剣の経験のない杢之進。怖気づいて、病に伏せる。

その間に剣士は、野武士たちを皆殺しに。

暗い画面は見づらい。

不協和音に悩ませられる。

山の中の剣劇は、笹が揺らいで一瞬だ。

ブレまくるカメラ。

あまり観客を楽しませてくれない。

「野火」に通じる作品だ、

剣を描いているが、エロスも描く。

まあ、尋常でない時代劇、好みは分かれるが。

池松壮亮、蒼井優に、塚本自身も出演。

 

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「男と女、モントーク岬で」、男の身勝手、過去の女を追う作家!

2018-12-20 19:15:21 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

文芸作品・恋愛作品好き ☆☆☆★

ドイツ・フランス・アイルランド合作

「ブリキの太鼓」などで知られるドイツの名匠フォルカー・シュレンドルフ監督作品

冒頭、ドイツ人小説家マックス(ステラン・スカルスガルド)がニューヨークで、自身の作品について語る。次作への思い入れが文学的に語られる。

彼は、ニューヨークで、昔恋人だったレベッカ(ニーナ・ホス)との再会を望んでいた。

友人の紹介で、住所を手に入れ、訪れるも、けんもほろろの扱い。

だが、何の間違いか、以前訪れたモントーク岬への誘いが。

かくして二人は、再会。

ホテルで愛を語り、岬で恋を愛しむも、燃え上がることはない。

二人の放つ時々のセリフが、恋の切なさを奏でる。

男と女の機微の違いが、それ以上二人を引き寄せない。

ラストは、世話をしてくれたコーディネーターの女に愛をささやかれる。

私には、そんな持て男には見えなかったが、それが、男と女というものか?

 

 

 

 

 

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「乙女たちの秘めごと」、ミレーの落ち葉拾いが映画にと思わせる!

2018-12-20 15:25:39 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆★

フランス・ベルギー合作 R15+(でも官能映画ではない)

第10回京都ヒストリカ国際映画祭上映作品

1980年、ナポレオンの政権下にあるフランスの田舎町、男たちは投獄され女たちだけが残る。畑仕事に明け暮れる女性たちだが、男がいないことは子孫を残すことに大きな影響を与える。女たちは男が村にきたら、みんなで分け合おうと約束するが。

そこへ、男が一人やってくる。女たちは、約束を果たすが、

熱烈な共和制支持者だった父に読み書きを教わったビオレット。本についての会話を通じて心がふれあい恋に落ちるが、あの約束の実行を周囲から迫られて。

淡々とした展開で、盛り上がりに欠ける。

結局男は、労働力として、重宝されるのだが

画面は美しい。まるでミレーの落ち葉拾いの人たちが、動き出したみたい。

ウエディングドレスが燃えるシーンや、沐浴シーンなどが見どころか。

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「キリング・ガンサー」、シュワちゃん、最高の殺し屋を演じ。歌まで歌う余裕!

2018-12-19 16:37:54 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆

シュワちゃん(アーノルド・シュワルツェネッガー)好き ☆☆☆

予告編は,まこと愉快。ロケット弾をぶっ放すわ、タイマンでやっつけるわ、シュワちゃんの面目躍如。

でも、本編は?

シュワちゃんの役は、最強の殺し屋ガンサー。

ところがこの映画、ガンサーを殺して、その座を手に入れようとしてるヒットマン・ブレイクの話。

その道の猛者を集めて、やおら、ガンサーのもとを訪れるという話。

それに、その行動をいちいち、カメラに収めようと撮影チームを引き連れての殴り込みだ。

ところが、あっさりガンサーに先を読まれて次々と犠牲者が出るありさま。

コメディ俳優のタラン・キラムがブレイク役を演じているおかげで、喜劇色満載。

でもあまり面白くない。

むしろ、後半終り頃登場するシュワちゃんの下ネタがよほど面白い。

ネタばれになるが、シュワちゃん扮するガンサーは、ブレイクの動きを完全に把握して、攻撃していたのだ。

まあ、唯一面白いシーンは、キッチンで、ガンサーとブレイクが奮戦するシーン。

このシーンばかりは、カメラマンでなく、置きカメラでシュワちゃんが操作しているのだ。

前半を我慢して見られれば、最後だけシュワちゃんの活躍が見られる映画でした。



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第43回報知映画賞発表…主演女優賞に篠原涼子

2018-12-19 12:54:26 | 映画

今年の映画賞のトップを切って、報知新聞社映画賞が発表された。

主演女優の篠原涼子、助演女優の樹木希林さんが、目玉。

作品賞は、白石和彌氏の「孤狼の血」、監督賞は「日々是好日」の大森立嗣。

外国映画賞は、「ワンダー君は太陽」(スティーブン・チョボスキー監督)

特別賞 「カメラを止めるな!」

主演男優 役所広司、助演男優 二宮和也

新人賞 南沙良/蒔田彩珠「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」


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大連 餃子博物館 

2018-12-19 11:22:00 | 日記


喜鼎海胆水饺の同じビルの隣にある餃子博物館。




世界の餃子が紹介されている。

当然、日本の焼き餃子も。



餃子の歴史古く中国春秋時代紀元前6世紀頃)の頃に、山東省で誕生したとされている

戦争と共に、小麦粉・酸白菜を持ち込み、兵士が食べていたようで、それがいろんな国でも広ったようです。

アジアはもちろん、ヨーロッパ、アメリカ、南米にまで餃子は存在する。



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