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富士宮駅の「富士宮焼きそば」~営業時間が限られるのは難点ですが…

2010-04-17 | 日本国内その他

 

今年春の青春18きっぷ有効期間最終日だった10日、MAKIKYUは1回分を使い残していた18きっぷを使って身延線などに乗車していたのですが、その際には富士宮駅で路線バス(運賃別払い)→身延線への乗り換え時間が20数分あったものでした。

丁度昼時という事もあって、最近有名になった「富士宮焼きそば」でも食べれれば…と思っていたのですが、乗り換え時間を考えると街中まで出向いて店を探すには難があり、身延線の列車を遅らせるのも、頻発している富士方面ならともかく、西富士宮以遠の山間部に入る列車は限られますので、これを遅らせるのも…という状況でした。

そのため富士宮まで来ても焼きそばは…とも思ったのですが、とりあえず駅改札前まで出向き、それからどうしようか…と思っていた所、改札の目の前に「富士宮やきそば」のスタンドが…

列車の時間も気になる状況でしたので、列車の乗車時間を伝えて直ぐに出来るか聞いた所「大丈夫」との事でしたので、早速並盛(450円)の焼きそばを注文して列車入線までの時間に昼食としたもので、並盛で足りないという方は、600円の大盛を注文しても良いかと思います。

MAKIKYUは以前にも富士宮に隣接する富士市内の大型ショッピングセンター内にある富士宮焼きそばの店(富士宮に拠点を構える店舗の出店)で、「富士宮焼きそば」を食べた事があり、コシのある面や油かす・ねぎなどの入った独特な焼きそばは印象に残っていただけに、機会があれば是非本場の富士宮でも…思っていましたので、絶好の機会でしたが、駅改札前にある軽食スタンドがそばやうどんではなく、焼きそばとなっている辺りは、さすが富士宮と感じたものです。

ちなみにこの店では店内飲食だけでなく、テイクアウトも可能となっており、乗車列車の時間が迫っている時などは、持ち帰りで購入して車内で味わう事も可能ですが、身延線の列車も特急ならともかく、普通列車は通勤車両同然のオールロングシート車もやって来ますので要注意です。

オールロングシート車も身延線では基本的にトイレ設備がある点はせめてもの救い(静岡地区の東海道本線では、トイレすらない車両に2時間以上乗り続ける羽目になる事もあります)ですが、頻発しており所要時間も短い富士~西富士宮間はともかく、本数が少なく乗車時間も長い身延・甲府方面に足を伸ばす列車にも充当され、MAKIKYUが富士宮から乗車した3両編成の身延行列車も、鄙びた雰囲気の路線には似つかわしくない新型のロングシート車でしたので、これだと車内に焼きそばを持ち込んで食すのも難ありなのは困りモノです。
(身延・甲府方面は時刻表の列車番号で「G」が付く列車を狙えば、オールロングシートというハズレを引く可能性は低いです)

またこの焼きそばスタンドは、富士宮駅改札のすぐそば(改札外)にありますので、列車旅の途中で立ち寄るにはこれ以上の立地は…という程の好立地ですので、身延線を乗り通す旅行の途中で立ち寄るのもおススメですが、営業時間が昼間に限定されており、夕食の時間帯にここで「富士宮焼きそば」を調達できないのは難点と感じたものでした。

「富士宮やきそば」は他の焼きそばとは大きく雰囲気の異なる独自色の強い焼きそばで、その事もあって近年一躍有名になっているかと思います。

MAKIKYUも機会があれば富士宮の街中など他の場所でも…と思ったものですが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様も富士宮周辺を訪問する機会がありましたら、是非一度「富士宮焼きそば」を食してみては如何でしょうか?