先月末での現役引退が発表され、JR東海での営業運転が終了、去就が注目されていた1編成だけの特急型車両・371系(写真)ですが、昨日付けで公式に譲渡が発表され、ご存知の方も多いかと思います。
譲渡先は371系と兄弟車両とも言われ、共にあさぎり号で活躍していた小田急20000形(RSE)の1編成が譲渡された富士急行で、RSEと同様に7両編成中両先頭車を含む3両へ編成短縮する事も発表されています。
これは以前から噂されていた事で、その気になればまだまだ使える371系をそのまま潰すのは…という気もしますし、富士急の特急車は1編成をRSEで代替したものの、もう1編成は古参の旧国鉄165系ですので、この代替としても適任なのでは…と個人的には感じています。
371系は現行塗装のままでも、富士山をバックに走るのは結構似合いそうな気もしますが、RSEと同様にフジサン特急としてキャラクターがゴロゴロ描かれた姿に変身するのか、それとも某有名デザイナーが関与してまた異なる姿になるのか、今後再登場の際にはどの様な姿になるのかも気になる所です。
かつて小田急線内や御殿場線内で見られたRSEとの競演も、富士山の反対側で再び実現する事は、趣味的にも非常に注目かと思いますが、運行開始した暁には是非一度乗車し、JR時代とどの様に変化したのかも注目したいものです。
まだRSE改造車すら富士急では乗車していませんので、まずはこちらが先かもしれませんが…