先月MAKIKYUは関西方面へ足を運ぶ機会があり、その際には京阪電車にも乗車する機会がありました。
京阪電車では近年、「きかんしゃトーマス」のラッピング電車を運行しており、毎年ラッピングのデザインこそ異なるものの、支線ワンマン運用主体の10000系1編成をラッピングし、該当編成は専ら交野線で運用する事が定番となっています。
ラッピング電車はHPでも運行予定が公表され、交野線と同様に4両ワンマン運転主体となっている宇治線でも稀に運用されますが、宇治線での運用は極力ラッピング車以外の編成を充当する状況です。
ラッピング電車の交野線運用と併せ、交野線内各駅もきかんしゃトーマス関連の装飾を施すなど、生活路線としての色彩が強い交野線において、沿線外からの乗客を呼び込むための誘客手段としても、きかんしゃトーマス関連が一役買っており、MAKIKYUは定番の交野線でこのラッピング電車に乗車したものでした。
そして今年夏~秋にかけて、京阪ではきかんしゃトーマスのスタンプラリーも実施、指定されたスタンプ押印駅の一つに交野市駅が指定され、ラッピング電車をデザインしたフリー乗車券も発売するなど、きかんしゃトーマスファンは是非訪問したいのでは…と感じる状況になっています。
交野線で活躍する10000系は、きかんしゃトーマスに登場する各車両(蒸気機関車や客車など)ではなく電車ですので、大井川鐡道の如く先頭車を顔つきの蒸気機関車に見立てる演出こそありませんが、主人公のトーマスをはじめ様々なキャラクターがデザインされ、4両全てでデザインが異なっています。
車内もトーマス関連のステッカーなどが貼られ、昼間時間帯の一部列車ではトーマスの声で案内放送も流れる辺りは、乗る事自体を目的に訪問する乗客へのサービスとしても面白いものですが、放送内容も子供向けにアレンジされたものになっていますので、大人だけで乗車した場合などは、好みが分かれる所だと思います。
ちなみにMAKIKYUが先月、わざわざきかんしゃトーマスのラッピング電車を狙って乗車したのは、先月久々に会う機会があった3歳の姪っ子がきかんしゃトーマスにかなりはまっており、たまたまデジカメのメモリ内に保存してあった富士急のトーマスラッピングバスに対し、かなり反響が大きかった事も影響しています。
車両外観の写真は、3枚共に交野線の途中駅・郡津(Kozu)駅に入線した私市(Kisaichi)行電車を、枚方市方面の電車が発着するホームから撮影したものです。
光線状態やホーム有効長、周囲の障害物有無や列車すれ違いのタイミングなどを考慮すると、晴天の昼間に通常ダイヤで運行している場合、
駅ホームからの撮影は郡津駅(の私市方)が最も撮影に適している気がします。
(終点の私市駅も曇天なら悪くないですが、晴天の昼間は光線状態の関係などで難ありと感じる状況でした)
かつて幼稚園に勤務していたという会社内の上司からは「女の子にしては珍しいなぁ」という声も出ましたが、先月トーマスラッピングバスの写真を見せた際にも、MAKIKYUは名前が出てくるキャラクターは半数も…という状況だったにも関わらず、殆どのキャラクター名を言い当てる状況でしたので、トーマス関連に関してはとても敵わないと感じたものでした。
近場を走っているのであれば、姪っ子にはこの電車に是非乗せたいと感じる状況でしたが、埼玉県からは富士急でも遠いという話を聞く状況ではとても…という所で、今度姪っ子に会う機会があれば是非この電車の写真も見せたいと感じたものでした。
(新三郷にあるトーマスタウンは比較的近場だけあり、既に足を運んだらしいですが…)
京阪では10000系以外にも、きかんしゃトーマスのラッピングを施した車両を走らせており、こちらに関しても近日中に別記事で追って取り上げたいと思います。