まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

一気呵成

2009-11-06 10:53:12 | 


来る時は来る、会うときは会う。
電話も人も本も・・・

9月から10月にかけて予約本、新刊本がいっきに懐に飛び込んできて、忙しいのなんの。面白いのなんの。
一気に読み終えました。私的記録。

  

さまよう刃
主人公長峰が犯人を追いつめて復讐が完結するのか。
その一点ではらはらしながら、2段組みの分厚い本を一気呵成。
結末を覗きたくなる誘惑を我慢、我慢で。
映画、どの視点で描くのかちょっと難しいんじゃないのかしら。

ブラックペアン1988
とにかく面白い。ページをめくる手が逸る、逸る。
もうもう一気呵成。
読後もさわやかですっきりしたわ。


  

悼む人
死んだ人を悼みながら旅を続けるなんて、主人公のような人が身の回りにいたら辛い。読み進めるのが辛い。なのに、ページをめくる手が止まらない。
ああ、読後がすっきりしないのも辛い。

告白
これも結末がどうなるか、それに向かって一気呵成。
それぞれの立場からの告白が興味深くドキドキで。
でも、告白している人たち誰にも共感することはなかった。
ちょっぴり、うん、かなり後味が悪い。
松たか子さんで映画化だそうだが。


    

神去なあなあ日常
担任と母親の策略で林業の仕事をすることになった男子の成長物語。私がもう少し若かったら、もっとのめりこんだね。
三浦さんの書く男子は、容貌のことなんか一つも書いていないのに絶対ハンサムだよなと思わせるのが不思議。

卵のふわふわ
大好きな江戸下町人情話。
でも、ただのいい人話でもない。
短編小説の1話1話が、食べ物とうまく調和して一つの長編物語になっている。
偏食だった女主人公が、最終話では何でもおいしいとパクパク食べてる図が物語の結末を暗示していて。いい終り方だ。

で、読み終わった結果、予約したのは海棠尊さん。

ジェネラル・ル-ジュの凱旋
ジェネラル・ルージュの伝説
ナイチンゲ-ルの沈黙

手元に来たから楽しみで楽しみで。

 

コメント
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