太極拳知人、年上のナガヌマさんです。
「そんなら、あんた明日行くか?!迎えに行くが・・」聞かれて速攻決り。
土曜日の午後4時には迎えに来てくれた、3分のくるいもない。日帰り温泉。
着くや否や受付で、「こっちの風呂でいいだろ」
いい、いい、そっちで。6人も入るといっぱいになる家族風呂のような小さなお風呂。
「ちょっと見んかっちゃ」と言うや否や奥のガラスケースに。
「こんなぞうり、作ってみてえがな」 1分も見たかしら。
そんなら行くかって、その家族風呂に直行。
私が脱いで上半身裸になるころには、引き戸を開けてもう中に入っているのよ。
「水入れたし、あんたも入れっちゃ」 43℃は完ぺきにある熱い熱い湯船に伸びている。
待っとって、私、先に頭洗うし。返事して髪の毛濡らしていたら、お隣に座っていて。
「あんた、こっちのシャワーの方が水が余計出るが」って。素早い。
ようやく湯船に入って浸かっていると、体をこすり始めているから、慌てて背中を流してあげて。いやー速い。
「あんたも背中だせっちゃ」と催促されたから、遠慮なく。はああ・・・
わたしゃ前なんかこすっていられない。もうちっと入りたい・・・
熱いから腰風呂やら足風呂やらでのんびりしていると、ナガヌマさん、
「そんなら私ももうちょっと」と全身沈める。あっ、沈めたかと思ったら、もう立ち上がって、
「あんた、ゆっくりしてこいや」 来られません。♪追いかけて追いかけてナガヌマ。
はあああ~ひいいい~
「10分くらいいいだろ!」ってんで大広間。
追いかけて戸を開けたら、テーブルの上にはもうお茶が。感心していたら台拭きまで取りに来て。わたしゃ、自分があまりにのろのろしている気がして笑ったね。
「あんた、なに笑うとるのンさ」と言われたけれど・・・
座るや否や、手提げ袋からミカンと栄養ドリンクを出して、
「家から持ってきたんだから飲めや」って。
またもや遠慮なく飲んでいたら、ナガヌマさん、ミカンに手を出して、あっという間に食べちゃったね。ミカン食べろと勧められたけれど、のどにつっかえちゃう。
「10分たったし行くか!?」
そんなわけで、家にばっちり5時20分に帰ってきました。いやああ、はあああ・・・
車中20分の入浴その他1時間の温泉でありました。
「またいつでもいいから行かんか」とお約束をして。行くよ、追いかけてどこまでも。