佐渡から帰りの寄り道。
疲れていなかったら寄り道しようと思っていて東京駅近辺でどこに行こうかと。
最悪でも丸の内仲通り歩いてランチして帰る、後はと、そうね、近いアーティゾン美術館だ。
山口晃さん、どこかで見たな聞いたなの記憶がある。ま、アーティゾン美術館は好きだから
そこに決めた。息抜きにちょっと立ち寄ればいいののいい加減さ。
山口晃、1969年東京都生まれ、群馬県育ちの日本画家。
大和絵や浮世絵のようなタッチで、非常に緻密に人物や建築物などを描き込む画風で知られる。
古今の都市の風俗を1つの風景の中に織り交ぜた細密描写の作品は山口の代名詞となり、
近年では、東京メトロ日本橋駅のパブリックアートや東京2020パラリンピック公式アート
ポスターを制作。とある、そうか。
今回の企画展「サンサシオン」だの「ジャムセッション」だのわけ分からないから、ただ単に
絵を楽しむだけ。細密描写の絵に近づいて部分をじっくり見て、いろいろ発見してにんまりする、
それだけね。充分。
東京圖1・0・4輪之段 2018-2023
真ん中に皇居
部分
《テイル オブ トーキョー 2023年》
銀座よね
部分
服部時計店の屋上は
部分
部分
江戸と現代が混在 実に楽しい
《日本橋南詰盛況乃圖 》
部分
部分
お江戸に今の高島屋か うーんそうきたか
《善光寺御開帳遠景圖》 2022‐2023
部分
部分
細密画のほかにも
ランドルト環 2023年
モスキートルーム インスタレーション
白い壁と床と照明で構成された「ホワイトキューブ」の中で白い壁をじっと見つめていると
飛蚊症のように黒いものが見える
こんな漫画も面白くて
他にもエッセイマンガ「すゞしろ日記」が多く展示されていて、写真撮ったけれど写りが悪く
読みにくいからパス。
とても面白いのに紹介できなくて残念
同時開催の「読書する女性たち」
ほかの画家の作品がタイトルの意図通りの絵なのに
アンリ・マティスの作品だけ
私 ほんとは本を読むなんて嫌いなの 疲れたわ あああ
に見えた私の眼はどうかしているわね
オダリスク
樹間の憩い
自宅に帰る前のほんのわずかの時間、別の世界に過ごせて満足。
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