まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

頭汁

2009-11-20 12:31:39 | くらし


私が佐渡に帰ってきてからというもの、傘と長靴が手放せない。
あああ、いよいよ・・・こんな季節。


 

 

こんな天気が続くようになると、魚屋さんの店頭に登場してくるの。

店先に『あたま 100円』と段ボールに書いてあるわけ。

この冬、初めて。スケソウダラ10個の小さい頭が入って。
初めてだから早速購入。

食べない人はきっと気持ち悪いと思う。ごめん。
でもね、夷湊の漁師まち地区の人たちは、これを食べないと冬が来た気がしないと・・思う。絶対。ほんと。若い人は知らないけれど、ね。
佐渡でも、こんなへんてこな代物を食するのは両津地区だけかしら。






この鍋に10個の頭が入っている。上の方のピンク色は肝臓。大根も入っている。
5分くらいで頭が煮えたら出来上がり。
通称「どこべ汁」 子供の時からのおなじみの食べ物。

さめるとまずいから、父と10個完食。
なに、小さくておまけに頭だから肉はほんの少ししかないのよ。
骨をすするから、カニを食べるときのように無口になって。

はああ、ごちそうさま。

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銀杏栽培?

2009-11-19 12:38:19 | くらし

イチョウと言えばごく普通に  を連想しますよね。

そして銀杏は  ですよね。

ところがところが、佐渡南西部、大崎集落付近ドライブの折には、車の中から

こんなイチョウの木をあちらこちらで見かけたのです。
背が伸びてなくて横に枝を張っている!うーーん、おけさ柿栽培と同じではないか。

 (本日撮影)  ほらね。

ということは、佐渡南西部では銀杏の栽培をしているのか!?

そうだとすれば、どのように収穫するのか?
自然に落ちてくるものをわざわざそうするということは、拾わなくて済むように枝にビニール袋でもくくりつけるのか?

ああ疑問だらけで悩ましい。

それにしても、稲荷神社のイチョウは美しかった。

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あ・うん

2009-11-18 09:53:44 | くらし

狛犬も あ・うん というのかと小さな疑問が皆様の間に広がって・・・
ハイキング会には博士が何人もいらっしゃるから、すぐに調べてくれて。
いうそうです。はい!

それくらい、何とも言えないユーモアたっぷりのおふた方がいるから、離れられません。

まずは、稲荷神社で 
                                   あ                      



            うん



               稲荷  ですから、狐も鎮座ましまして

           

続いて諏訪神社



どうする?こんなお顔を見たからには夜も眠れません・・

小倉集落の物部神社            
 


尻をおっ立てている狛犬なんて珍しい

 

ちなみに、向かって右側が地位も上の の形相の狛犬。
左が うんの形相の狛犬。
と、稲荷神社の清掃をしている方に教えていただきました。



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山種美術館で

2009-11-17 12:36:38 | くらし

恵比寿なんてちょろいもんね、と侮って出かけたのがいけなかった。


おなじみのエビスビールの宣伝メロディーを聞きつつ、階段があるから何の迷いもなく階段を上って改札口を出ても、西口の案内が不明。

あれま、私が知っているのはガーデンプレイス方面だったわ。
駅員さんに聞いて、はるばる反対方面に行き、階段を下ってようやく西口に出たけれど、今度は、美術館がある駒沢通りが分からないのよ。

おまわりさん(言い方が古いか)に駒沢通り&山種美術館はどこか尋ねたら、
すぐそこの通りで、すぐ分かるって!

うん、頭に入っている地図もそうなっているからな、と歩くこと20分余り、見当たらなかった。やっぱり迷うわ、駒沢通りと明治通り。明治通りを歩いていたの。
途中の渋谷橋の大きな交差点で左に折れなければならなかった。

で、そこからはすぐにたどり着いた山種美術館って展示室が地下にあるのね。



見終わってエレベーターに乗ろうとしたら、前にいたおばさま二人連れのおひと方にもろ体当たりをしてしまった。
すみません、ごめんなさいと双方大謝り。
明らかに私がぶつかっていったのだから、その方が謝って下さるのは申し訳ない。

それなのに
「そこが薄暗くなっていますものね、分かりにくいわ」と優しいお言葉。
いやいや、何にでも突っかかって行ってしまうのですよ、と私。
「あら、ご主人様にも?」
もちろんです。
「そうよね、当然ですよね。」
ああ、なんて物分かりのいいお方。

地下から1階までの短い間の会話でした。

で、肝心の『速水御舟』さん。
感想を書かないことで、お察し下さいませ。
あっ、あくまでも私は、です。

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建物探訪

2009-11-16 12:21:57 | くらし


昨日のハイキングの会建物探訪。

まずは稲荷神社に。集落の方が落ち葉掃除、落ち葉焚きをしていました。

  

続いて個人の別荘だというこちらに。ああ、住みたい。

   
山頭火の句が貼ってありました。達筆すぎて読んでも自信がありません。
     藪柚子も さびしがりやの 実がぽっちり

 
    正面玄関                     

    
     


しめはり集落の入り口には綱が張ってあって、藁で作った馬と草履がぶら下がっていました。

   


急な山道を30メートルも登っていくと、諏訪神社がありました。
こんな素朴な神社にも能舞台。

  

   

75000分の1の地図で見ても載っていないようなところを案内していただきました。
このハイキングの会に入っていなければ、訪れる事もない所ばかりで・・・

何回も言いますが、佐渡は奥が深い。

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大崎の蕎麦

2009-11-15 19:15:30 | くらし


 暴風波浪警報が出ていても関係ないもんね、とばかりに集まった恒例のハイキングの会の面々25名。

そうはいっても、時折ものすごい雨風だからハイキングはできません。車に分乗して、うねうね続く農道林道をドライブ。会長さん、まあ、よく道をご存じで。
あちらの神社、こちらの名所を案内してくれて、そのたびに車を降りて見学。

見学していても、歩いて眺める楽しみはないから、心は、名物、大崎集落のそばに一直線。大崎は、そばで村おこしをし、それが成功したと聞いています。
             こちらがお店 

黒い蕎麦は素朴そのもの。 歯ごたえよろしくおいしい。汁はもう少し濃いほうが好きだけれど、ぶっかけだからこれでいいのかもしれない。大根おろしで食べてもおいしいだろうななんて・・・
もう一杯食べるには多く、この一杯ではやや物足りなくて、追加注文しようかどうしようかさんざん迷ったわ。

 奥様が一生懸命そば作り。

 


お店の中に売っていた野菜

 

            私が買ったれんこん


 

しめはり集落で、そばを干している光景を初めて見ました。

念願だった大崎の蕎麦を食べることができて満足満足。

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父の楽しみ

2009-11-14 12:06:29 | くらし


佐渡も今日は温かい雨。それも今は上がって小佐渡の色づいた山が見え始めています。私は、ようやく、一人でまったりしています。

父のなによりの楽しみは、日本酒コップ1杯の晩酌。

その晩酌だってあと何回できるか分からないのですから、心おきなくと思ってお伴は少々張り込みます。
ヒラメの刺身とかブリの刺身とかがつくと、「おっ、いいもんがあるな」とか言っちゃって風呂に入るので、上がってくるのがいつもより早いのです。

で、もうひとつが、月1回の老人会日帰り温泉行き。

今月は、ショートスティから帰宅する今日なのです。
いつもは2時ころ帰ってくるのに集合時刻が9時半となっているから、今月は休もおうかと言うと、「行きたい」とごねるのです。どうしてもかと念押しすると、行きたいと哀願するのです。
困った!困ったけれど仕方がない。
こういうとき、足がないとほんとに不便です。

そういうわけで、9時にタクシーで施設まで迎えに行って集合場所に送り届けてきました。いそいそと温泉送迎バスに乗り込んで、手まで振って出かけました。
土曜市の店番の人たちに「あんたも行ったらどうだっちゃ」と言われたけれど・・・
大広間で懐かしのメロディーは、まだ歌いたくありませんので。

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「どこへ行くの?」

2009-11-13 07:46:02 | くらし


夫が、「帰りは何処によって行くのだ?」とうるさいです。
天気が悪いからなあ、どうしようかな、と迷っているふうを装うと、
せっかくだから寄っていけばいいじゃん、とうるさいです。



「そうねえ」と言いつつ黙殺します。
調べたかと敵もしつこく聞きます。

そうだねえ、広尾にするわ
東急線に乗って地下鉄に乗り換えればいいな、と指示します。うるさいです。
恵比寿からも行かれるからそっちにするわ

JRも使えるしさ、で会話は終わりになります。
恵比寿で何をするのかは興味がないようです。

駅まで車で送ってもらえるのは嬉しいけれど、何かとうるさいです。
これが退職するってことかしら。

そういうわけで、新装なった『山種美術館』で、速水御舟を観ることにします。
日曜美術館の皆々様が勧めてくださっていましたから・・・

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パンジーの名前

2009-11-12 14:09:59 | くらし

ようやく薄日が差してきました。
このまま晴れて欲しいけれど、そうは問屋がおろさないのだろうな。

佐渡に行ってから一度も訪ねたことがなかったなじみの花屋さんに寄って来ました。
植えるつもりがなくてもウキウキするわ。やっぱりいいな、花を見るのって。

春の花の定番、パンジー。

フリル咲き『ムーランルージュ』
フリル咲きのパンジー、あったっけか。
あったような気もするけれどご無沙汰しているから自信がないわ。

ムーランルージュ、なんて洒落た名前。
どこがムーランルージュかと思うけれど、ムーランルージュ。
なんとなく華やかな夜の大人の女性のイメージがわいてくる
同じ茎から咲いても、1番花と2番花では花色が違う、と説明が書いてあって。
シックな花色が大人っぽい。
大きなコンテナいっぱいのムーランルージュは、それはそれは見ごたえ十分。
眺めていても飽きないだろうな。買いたい衝動はぐっと我慢!

「ムーランルージュ」 覚えておきましょ。

そのほかにも、宿根すみれ『紫式部』、お馴染みの「虹色スミレ」とか素敵なネーミングが目に留まります。
名前ではないですが、しだれビオラがあって、これもコンテナに植えてみたくなりました。

春の庭には、パンジーやビオラはぜひとも一鉢欲しくなります。

いつの庭か分らなくなりました。右真ん中がパンジー。
今はまったく面影がありません。

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さんま半分

2009-11-11 15:19:30 | くらし


佐渡でのこと。某場所で打ち合わせも終わり、その手の話になった。
現在の私たちはなんといっても食べ過ぎるんですって。
秋刀魚なんか半分でいいんですって。

「えーーっ、秋刀魚が半匹!食べた気がしないわ、半分だなんて」
あら、慣れればそれで十分よ、と言われたけれど、ああ、そんな問題じゃないの。
私の脳内では忙しく妄想が始まったわけ。


 (平泉です)


半分ねえ・・・
胴体真っ二つに半分か?
皿に頭の方側と尻尾側。父には頭側か、私は尻尾側か。
私はしぶしぶ恨めしそうに父のお皿を見るに違いない。
行儀悪く腹の真ん中から箸をつけたい私は、不服に思うに違いない。
かといって、父に尻尾の方のお皿を置くのか?出来ないでしょう。
年寄りは油気がなくても、とも思えないしなあ。なんとも複雑な問題だ。困る。

そ、それでは頭から尻尾がついているからって、2枚おろしのように分けるのか?
皿に薄っぺらい秋刀魚が横たわっているだけでいいのか。
やせててまずそうだよね。困る。

秋刀魚半分の話を夫にした。
「私が、尻尾の方のお皿をあんたの目の前に置いたらどうする?」

はらわたがついているいないで、目が血走った夫だから、もちろん拗ねるうらむんだって。そうだろうなあ、納得。で、その夫が、ナスさんと飲むときのことを教えてくれた。

ナスさんはいつも、夫に尻尾の方をよこして、自分がはらわたつきの頭の方をとるんですって。そして「お前は肉の方を食え」なんて言うんですって。
「畜生と思うんだけれど我慢するんだ」
といじましいことを言うから、
「2匹注文すればいいじゃないの。」簡単じゃん、と知恵を授けると、他にも多々注文するから秋刀魚は1匹でいいんだと、けちなことを言うわけ・・・

ああ、秋刀魚半分はいろいろな物議をかもし出すわ。
話題を提供してくれるわ。
秋刀魚も奥が深い。

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