気ままに

大船での気ままな生活日誌

富士山 世界遺産登録へ 鎌倉は不登録

2013-05-01 18:40:03 | Weblog
富士山、世界遺産登録へ。 鎌倉は不登録へ。

ぼくが神様のようにいつも拝んでいる(汗)、富士山の世界遺産登録が決まり、とてもうれしい。でも、出来れば、我が”武家の古都・鎌倉”も同時登録になってほしかった。長嶋さんと松井さんが、5月5日、国民栄誉賞を同時受賞するように。

とりあえず、富士山の世界遺産登録を祝して、ぼくの富士山写真集の中から、いくつか選んで、ここに載せたい。

今年の元旦の朝の富士山。
今日の日を予感していたような、稲村ケ崎からみた素晴らしい富士。


おめでとう、花と富士シリーズ。
箱根、山のホテルの躑躅と富士


二宮・吾妻山の菜の花と富士


松田の河津桜と富士


大涌谷の富士


富士市の富士


七里ヶ浜の富士


江の島の波と富士


中秋の名月と富士


夕焼雲と富士


北斎と赤富士 (片岡球子作)




おめでとう富士山。顔を赤らめる富士。


一方、鎌倉の象徴、八幡さま。今年の初雪風景(1月15日)。今日の日を予感したような、寒々とした風景であった。







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国宝「燕子花図屏風」展

2013-05-01 08:58:04 | Weblog
梅の季節には熱海梅園で梅見をしながら、MOAで光琳の国宝「紅白梅図屏風」を観る。そして、カキツバタの咲く頃には根津美術館の庭園でカキツバタを鑑賞しながら、国宝「燕子花図屏風」を観る。我が家では、これが、すっかり年中行事として定着してしまった。去年は、メトロポリタンの”八つ橋図屏風”と100年振りに並ぶ豪華展示で大きな話題を呼んだ。

4月26日に出掛けたが、カキツバタは咲いているかどうか、不安だった。しかし、まだ咲き揃うというところまでいかないまでも、十分、楽しませてもらえた。そして、もうひとつのカキツバタ、燕子花図屏風。こちらも、いつもながらの満開の、リズミカルなカキツバタの群生。

いわゆる”留守模様”の背後には伊勢物語、第9段の東下り、燕子花の名所・八つ橋。八つ橋は描かれていなくても思い浮かべる。はじめてみたときの感動は湧き上がってはこないが、今は老夫婦のような、静かな愛(爆)。1年振りの再会を喜ぶ。

そして、カキツバタ以外にも、光琳の”夏草図屏風”、宗達工房(「伊年」印)の”四季草花図屏風”、喜多川相説の”四季草花図屏風”と四季の花々が咲き乱れ、私の城下町♪ さらには、光悦の壬二集和歌色紙、野々村仁清の色絵山寺図茶壺、乾山の絵絵替角皿など、琳派勢揃いの豪華な布陣。

さらに、江戸琳派は鈴木其一。部屋を移ると、すぐ目に入る、”夏秋渓流図屏風”。真っ青な渓流と真っ緑(?)の草が矢のように目に飛び込んでくる。おおっ、と引き寄せられ、右隻は、”よくみると山百合咲くなり夏木立”だ。さらに、”よくみれば蝉が一匹檜かな”だった。それに、左隻の桜紅葉もいいなあ。そうそう木々の幹にいっぱいの、まるで花のような、ウメノキゴケもよか。山百合、桜紅葉、ウメノキゴケ、セミ、ぼくの好物ばかりではないか。すばらしい屏風だ、その前で、ぼくの好物といきたいところ。展示室6には、いい粉引徳利と絵唐津盃があったし。

燕子花図屏風(光琳)



四季草花図屏風(伊印)


夏秋渓流図屏風(鈴木基一)






庭のカキツバタも咲いていた春の一日






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