気ままに

大船での気ままな生活日誌

稀勢の里、破竹の勢い、10連勝

2013-05-21 18:44:27 | Weblog
大相撲夏場所10日目。稀勢の里は、苦手の琴欧州に対し、まわしを許さず、きめ出しで快勝。見事、破竹の10連勝を飾り、初優勝へ大きな一歩を踏み出した。この稀なる勢いならば(汗)、両横綱も撃破し、全勝優勝も夢ではなくなった。がんばれ、稀勢の里。

10勝目の勝ち名乗りを受ける稀勢の里 鼻血を出している

〇稀勢の里 きめ出し ●琴欧洲


明月院の夏蝋梅の花、見頃に。 

白星のような花。


全勝優勝を予感させる夏蝋梅の花が咲く。黒花はひとつもない。うしろ竹林。破竹の勢いを暗示している。


一皮むけたような稀勢の里。


義経と静御前がいらしてた。


お二人に花占いをしてもらった。あと四つの白星は固いでしょう。もうひとつの白星は、右上に霞んでいますので、全勝優勝は無理でしょう、でも、14勝1敗で優勝、とのお言葉。


でもねったらでもね、やっぱり全勝優勝でいきたいのデアル。来場所も全勝優勝して、(日馬富士と同様)、誰にも文句を言わせず、横綱を決めたいのデアル。そんで、花地蔵さんにもお願いしたでやんす。



三つしか白星がなかったわい。13勝かいな。





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江戸時代かながわの旅 神奈川県立歴史博物館

2013-05-21 09:21:30 | Weblog
神奈川県立歴史博物館で開催されている”江戸時代かながわの旅/道中記の世界”は、なかなか面白い展覧会だった。ぼくは、”気まま時代”に入ってから、旧東海道のかながわの宿場町を全制覇しているので(汗)、余計興味深く、みられたのかもしれない。地図とか道中記とかに加えて、広重の東海道五拾三次シリーズを中心にした浮世絵が豊富に展示されているのもうれしい。

第一章 道中記をひもとく

はじめに菱川師宣の”東海道分間絵図巻一、二”が登場。師宣は”浮世絵の祖”とも呼ばれる絵師だが、こういう絵地図の分野でもパイオニアなのだろうか。でも、元禄3年(1690)の作というから、最晩年の頃である(元禄7年没)。地図は正確な縮尺で、専門家が下図を描き、周囲の風景を絵師が描いている。人気があったようで、版を重ねた。宝暦版になると、さらに1/3の縮尺にして持参しやすいようにしている。

東海道分間絵図巻一、二




一方、”東海道中膝栗毛”や”東海道名所記”のような絵物語や、絵を主体とした”東海道名所絵図”なども、旅のお供になった。

東海道中膝栗毛 初編


弘化改正 大日本道中独案内大全


第二章 道中記がみちびく/東海道とかながわ九宿

この章では、楽しい浮世絵がいっぱい。まずは、わが第二の故郷、川崎宿から。ここはえこひきで詳しく(笑)。有名な万年屋の奈良茶碗、鶴見の米饅頭も復元されていた。おいしそう。当時の旅籠の食事も。うちの夕食より上等(汗)。

東海道五拾三次之内 川崎 六郷渡舟(広重)


奈良茶碗


米饅頭


旅籠の食事


以下の宿場は一つ、二つだけ(笑)。

東海道名所の内 神奈川浦島古跡 河鍋暁斎


東海道五拾三次の内 程ケ谷 広重


東海道戸塚 豊国(四代)


東海道名所之内 ふじさわ 遊行寺 五雲亭貞秀


東海道五拾三次 平塚 広重


東海道 九 五十三次 大磯 鴫立澤西行庵 広重


道中膝栗毛 小田原泊 広重


小田原 (ういろう)北斎


東海道五拾三次の内 箱根 湖水図 広重


諸国名所 相州箱根関 魚屋北渓


第三章 道中記がいざなう/神奈川の名所

ここでは、箱根宿から引き返し、東海道から離れた観光地を巡る。箱根七湯、大山詣で、江の島、鎌倉、金沢八景、杉田など。ここでは、えこひいきで江ノ島を代表選手に。

相州江ノ島弁財天岩屋祭礼の図 歌川国安


こうして、展覧会場で、江戸時代の川崎から箱根まで歩いてみると、江戸の人は、現代より、はるかに、うつくしい景色の中を歩き、そして宿場町でもなごやかな時をすごしていたように思う。

現代の旧東海道では、当時の面影はほとんどなくなっているが、この図録を旅行書にして歩けば、”江戸の旅”を想像できるのではないかナ。もう一度、宿場町巡りをしてみようかナ、という気持ちになっている。


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