気ままに

大船での気ままな生活日誌

浜離宮コスモス畑 初秋の風情に

2013-09-14 20:56:18 | Weblog
明日から台風が来そうなので、今日、遊んでおかなければと出掛けた。はじめ、直接、上野へ行って、あのダイオウイカでも観て、興福寺の仏頭を拝んでこようと思っていた。それが、横須賀線が品川を過ぎる頃、はたと、浜離宮庭園のコスモスが見頃になったという今朝のニュースを思い出した。うん、それを観てからでも、遅くはない、まだ昼前だしと、新橋で降りた。

浜離宮も久し振りだったから、どう行ったらいいか分からず、駅員さんに聞いたら、お台場方面のりんかい線に乗って、一つ目の駅で降りれば、すぐですという。すぐというほどでもなかったが、難なく、浜離宮庭園に到着することが出来た。

コスモス畑は、手前はアカバナコスモスだけの区画で、もうほとんど”満開”。でも、隣りの桃色や白の花をつける普通のコスモスはちらほらという感じだった。しかし、人だかりは、その奥の畑の方にあった。そこまで行くと、アカバナコスモスの間に普通のコスモスも程よく混じって、何ともいえず、いい雰囲気のコスモス畑になっていた。そう、初秋の風情になっていた。











浜離宮といえば、三百年の松。


うしろを観れば、300年支えた幹が。


・・・
しばらく、楽しんで、ここから、新橋へ戻るよりはと、浅草行の隅田川ラインの船旅へ。

途中、清洲橋。川瀬巴水も描いたうつくしい橋。




吾妻橋に到着。


神谷バーでちょっと一杯と思ったが、満員御礼。で、近くの蕎麦屋でちょっと一杯(汗)。そこから、上野へ行ったら、ダイオウイカは1時間待ち。結局、仏頭も止めて、ミケランジェロ展。よかったですよ。常設展もゆっくり見てたら、いい時間。

はじめの予定とはがらりと変わってしまったが、コスモス、隅田川、ミケランジェロと、なかなかの一日だった。

そうそう、浜離宮でネ、珍しい江戸朝顔(えど博の”花開く 江戸の園芸”展の資料でみたような)をみることが出来ましたよ。おまえ、それでも朝顔かというような風情。





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MOMAT コレクション とくに御舟と魁夷

2013-09-14 08:59:47 | Weblog
竹橋の東近美(MOMAT)は、東御苑とセットで、よく足を運ぶ。先日も竹内栖鳳展を観たあと、MOMATコレクション展も覗いてきた。

日本画の部屋で、この春に、魁夷の”残照”が架かっていた場所に、ぱあと明るい、日本画らしからぬ、モダンな絵がふたつ揃いで並んでいた。近づいてみると、ギョギョギョ!御舟作。新収蔵品とのこと。”京の家・奈良の家”ええっ、どっちが京都? 右に京都の町屋、左に奈良でよく見られた大和棟の家屋を描きます、だって。 27歳の作。印象的な作品。好きになりそう。これからも、時々、ここで出会えるのはうれしい。そのとき、また、どっちが京都なんて、言いそうだけど(汗)。



京の家


奈良の家


そして、魁夷は、日本画のプロセス─土田麦僊、東山魁夷、高山辰雄の場合のテーマで取り上げられていた。魁夷の場合は、皇居新宮殿壁画”朝明けの潮”のスケッチから小下図への展開が分析されている。

”朝明けの潮”小下図とスケッチが右側に



 

冬華


秋翳


道と残照は出ていなかったが、たくさんの魁夷をみられ、余は満足じゃ。ちこうよれ。 風邪の人はとおくへはなれい。

・・・

竹内栖鳳展を想いだしながら。

栖鳳の作品がここにも。特別展でも似た作品があった。

”草相撲”


栖鳳の雀がとても良かったが、ここでは菱田春草の”雀と鴉”



栖鳳の班猫は出ていなかったが、ここでは奥村土牛のにゃんこ。”閑日”。山種は御舟のあとは土牛です。これも呼んでいるかな。山種の班猫は、栖鳳展後期に来るので、交換条件かもしれないナ。

特別出演

藤田嗣治の”動物宴”で〆ましょう。


・・・

東御苑の風景。

百日紅


すすき


ぬすびとはぎ(?)


・・・
明日から台風襲来の模様。遊ぶのは今日しかない。おらあ、これから上野方面に向かうだ。でも、もう雨がふってきちまった。どうすんべえか。
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