気ままに

大船での気ままな生活日誌

白彼岸といふといへども紅ほのか

2013-09-24 21:59:48 | Weblog
今晩は、稀勢の里が勝ち越しを決め、おまけに白鵬に土がつき、いったん諦めかけていた稀勢の初優勝の目が出てきたので、とても気分がいい。お祝いの句でもつくってみようかと思う。お酒をいただいたあとなので、どうなることかわからないけどね。

午後の散歩でみた風景から一句浮かんだ。

白彼岸といふといへども紅ほのか

この白彼岸花から、とっさに浮かんだ句。ほらね。


なるほど。でも、赤すぎるのがひとひらあるのは? ・・・・・

もう一つ、句が出来た。

白萩といふといへども紅ほのか

この白萩から、とっさに浮かんだ句。ほらね。


なるほど。でもちょっとボケすぎで、何が何だかわからないね。・・・・・・

さらに、新たな句ができましたでごわす。

白芙蓉といふといへども紅ほのか

この白芙蓉から、とっさに浮かんだ句。ほらね。


なるほど。でもなんか不自然。・・・・・

それに、句そのものが、虚子の、白牡丹といふといへども紅ほのかに酷似してるじゃないの。写真の”紅”とかいうのも、何か細工が施されているような気もするし・・・(バ、バレたか)

でも、許してやろう、おめでたい日だしな。それに、あきらめかけていた稀勢の初優勝の可能性がほのかに浮かんできた様を、白い花の中の”紅ほのか”で表すなぞは、なかなかの腕と見込んだ。

あ、ありがとうごぜいますだ。
何か、お礼を。・・・そうだ、あなたさまのお好きな、半沢直樹の続編をつくるよう働きかけ、くそ上司二人を100倍返しでジゴクに突き落とすようにいたします。おねえ言葉のあいつもただではおきませんからね。

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白鵬に土 よくやった豪栄道 稀勢に初優勝の目

2013-09-24 18:32:22 | Weblog
大相撲秋場所10日目、全勝白鵬に土。豪栄道、よくやった!!
稀勢の里も、苦手の琴奨菊を慎重に料理、勝ち越しを決めた。稀勢の里、よくやった。

これで、明日からの終盤戦ががぜん面白くなった。白鵬に一差で、稀勢の里、日馬富士、豊真将が追う展開。白鵬は、あとふたつ負ける。稀勢と鶴竜にやられる、とふんでいる。稀勢は、終盤5連勝ないしは、手負いの日馬富士に注文相撲で負け、4勝1敗。悪くても、白鵬と優勝決定戦になる。

稀勢に初優勝の目が出てきたゾ。さあ、がんばれ、がんばれ、稀勢の里、気合だ、気合だ、気合だ、ばんざい、ばんざい、ばんざい!

・・・

大殊勲の豪栄道。殊勲賞は決まりだ。明日は日馬富士も血祭りだ。


よくやった




追撃、稀勢の里、よくやった!




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海蔵寺 萩、紫苑 見頃に

2013-09-24 16:25:49 | Weblog
2013・9・24

海蔵寺 萩、紫苑 見頃になりました。








紫苑






数は少ないですが、彼岸花も見頃。少数派でひがんでるみたい。


竜胆も咲きはじめました。今年、初見。りんりんりんどうはこむらさき。姉サの小袖も こむらさき こむらさき。


サルノコシカケじゃなくて、みんなのこしかけも見頃。


網タイツの逆立ち美脚松はいつも見頃。


にゃんこは、ぼくと同じ、おいぼれ見頃。



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竹内栖鳳展/近代日本画の巨人 前期展

2013-09-24 08:47:02 | Weblog
去年、山種美術館で竹内栖鳳展を観ているから、今回、お馴染みのものにも再会できた。日本画名作の多い、山種でも人気ベスト3にも入る”班猫”は、ぼくが訪ねた前期展にはいなくて、明日、25日からの後期展にお出ましらしい。

第1章 画家としての出発 (1882-1891)
栖鳳は四条派の幸野楳嶺に弟子入りしたが、その時代、何と、18歳の作品”芙蓉”。墨にわずかな色と老成した雰囲気。


体操選手の月面宙返りのような(笑)鯉にびっくり。実際には、ここまで身体をひねる鯉はいないのでは。班猫だって、あの首のひねり方は普通ではありえないということだから、ただの写実ではなく、それこそひとひねりしている(笑)。

池塘浪静(一部)


若き日に描かれた鳥類、虫類等の写生帳にもびっくり。まるで図鑑のような正確さ。


第2章 京都から世界へ(1892~1908)
ここでは、ぼくの好きな動物がいっぱい。四方の絵が大型動物というコーナーもあり、まるで動物園に迷い込んだよう。栖鳳の動物好き、人間嫌い(ぼくの想像)がよくわかる。ライオンは、まだ日本ではみられず、ヨーロッパ旅行でスケッチしてきたものを元に制作。評判を呼んだようだ。ちらしの表を飾る”金獅”のほか、獅子、虎・獅子図など。象さんも。

象図 (左隻の象、お猿さんが乗っている)


百騒一睡 ぴーちくぱーちく騒ぐ雀の群れと、まどろむ洋犬の親子。栖鳳は雀が大好きだっただろうことがすぐわかる絵。




飼われたる猿と兎


”美術染織の仕事”のコーナーも。染織の図案にも関わっていた時代もある。高島屋の意匠部に務めていたそうだ。出勤簿まで展示してある。

第3章 新たなる試みの時代 1909-1926

数少ない人物画。

アレ夕立に 清元節の”山姥”を舞う、舞妓の姿。うなじの髪の毛が細密に描き込まれている。


絵になる最初 モデルになるために画家の目の前で全裸になろうとする、はじらいの表情を捉える。


羅馬之図 ローマの遺跡。1900年のパリ万博に応用化学者中澤岩太らと共に行った。そのとき、ヨーロッパ一周をしている。ローマも訪ねた。

 
第4章 新天地をもとめて 1927-1942
昭和に入ると、体調をくづし、湯河原で養生していた。合間に東本願寺の障壁画を取り組んだり、回りの小動物を描いたり、制作意欲は衰えなかった。

爐邊

夏鹿

雄風


驟雨一過、おぼろ月、渋団扇、潮沙去来なども、この章に。

あのにゃんこも来るし、また、栖鳳動物園に遊びにいくべえ。

図録は買わないので、この本を参考にしました。




そうそう、この熊さんも可愛かったなあ。


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