元大関把瑠都関が今日、突然、引退を表明した。秋場所新番付けが発表されたばかりで、まだまだ、これから、ゴジラの逆襲ならぬ、把瑠都の逆襲が始まるぞと期待していた矢先だったのでびっくりした。やはり相当、怪我の状態が悪かったらしい。
ぼくのご贔屓の稀勢の里の苦手力士だったので、本ブログでは、ずいぶんひどいことを書いてしまった。稀勢の里の初優勝を阻止したときには、こんなときに馬鹿力を出すな、と罵倒したし、その前の大関昇進でもだいぶ邪魔され、遅らされるたびに、悪口雑言の限りを尽くした(汗)。しかし、皮肉にも、昨年の五月場所の稀勢の里戦での大接戦で敗れ、怪我を悪化させたのが、致命傷となった。それ以来、大関陥落、さらに幕内陥落、そして今日に至った。
憎っくき把瑠都、とは言ってはいたが、もちろんそれは表向きのこと。気はやさしくて力もちの把瑠都を真から嫌う人は誰もいない。性格の良さが顔に出ていた。怪我さえなければ、日馬富士より先に横綱になっていたはずだった。白鵬も次の横綱は把瑠都と名指していた。昨年、初場所、初優勝したときには、もう一気に横綱と誰もが思った。それから1年半、新番付けで十両に落ち、引退とは、誰が予想しただろうか。
日本に来て9年間、お相撲さんになっていいことばかりだった、素晴らしい方々と出会えたと、引退の弁。笑顔で対応していたが、花束を贈られると、感極まり涙を浮かべた、とのこと。
初優勝
あの日の稀勢の里戦。
昨年の名古屋場所での場所入りの着流し姿。
秋場所新番付け。これが最後になった。
ご苦労さまでした把瑠都関。
ぼくのご贔屓の稀勢の里の苦手力士だったので、本ブログでは、ずいぶんひどいことを書いてしまった。稀勢の里の初優勝を阻止したときには、こんなときに馬鹿力を出すな、と罵倒したし、その前の大関昇進でもだいぶ邪魔され、遅らされるたびに、悪口雑言の限りを尽くした(汗)。しかし、皮肉にも、昨年の五月場所の稀勢の里戦での大接戦で敗れ、怪我を悪化させたのが、致命傷となった。それ以来、大関陥落、さらに幕内陥落、そして今日に至った。
憎っくき把瑠都、とは言ってはいたが、もちろんそれは表向きのこと。気はやさしくて力もちの把瑠都を真から嫌う人は誰もいない。性格の良さが顔に出ていた。怪我さえなければ、日馬富士より先に横綱になっていたはずだった。白鵬も次の横綱は把瑠都と名指していた。昨年、初場所、初優勝したときには、もう一気に横綱と誰もが思った。それから1年半、新番付けで十両に落ち、引退とは、誰が予想しただろうか。
日本に来て9年間、お相撲さんになっていいことばかりだった、素晴らしい方々と出会えたと、引退の弁。笑顔で対応していたが、花束を贈られると、感極まり涙を浮かべた、とのこと。
初優勝
あの日の稀勢の里戦。
昨年の名古屋場所での場所入りの着流し姿。
秋場所新番付け。これが最後になった。
ご苦労さまでした把瑠都関。